- パンデミックと医薬品供給の法的問題
-
アンチコモンズの悲劇からの解放に向けて
- 価格
- 6,600円(本体6,000円+税)
- 発行年月
- 2025年06月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784326404490
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 医経分離
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2025年07月発売】
- 組織の変化と動機づけ面接
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2025年03月発売】
- 胚移植
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2021年03月発売】
[BOOKデータベースより]
パンデミック下、特許権は医薬品供給の障害となるのか?許諾権限者の同意が得られなければ、治療薬やワクチンの開発供給は妨げられてしまう。多数プレイヤーによって生じる「アンチコモンズの悲劇」だ。平時とは異なる緊急時の法的問題について、解決の選択肢とその展望を見通す。
第1部 アンチコモンズの理論(アンチコモンズの理論―規範的方法論と非規範的方法論の概観;商業上の悲劇か、それとも喜劇か―複雑な企業間契約法におけるアンチコモンズの役割;パンデミック協力と国際法)
[日販商品データベースより]第2部 パンデミック時の法的課題([導入]パンデミック時における医薬品開発及び供給の法的課題―日本におけるCOVID‐19ワクチンの経験;[知的財産法1]パンデミックと知的財産・技術移転―国際ルールに求められるもの;[知的財産法2]パンデミックにおける情報の共有;[市場と規制1]日本における予防接種補償の制度的基盤と規範的正当化;[市場と規制2]医薬品メーカーによる特許戦略の競争法による規制 ほか)
パンデミック下、特許権は医薬品供給の障害となるのか?多数プレイヤーの関与により生じる「アンチコモンズの悲劇」問題に取り組む。
医薬品の開発供給には、知的財産の利用が不可欠である。開発供給に必要な要素につき、許諾権限を持つ者の同意が得られなければ、治療薬やワクチンの開発は妨げられてしまう。拒否権限を持つ者が複数存在するゆえに生じる、「アンチコモンズの悲劇」だ。平時とは異なる緊急時の様々な法的問題について、解決の選択肢とその展望を見通す。