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[BOOKデータベースより]
「わし、もう死にたい」と言われたとき、どう答えるか―病める人、見守る人の気持ちはうつろい、死の前を行ったりきたり。それでも人は、死に向き合う力を持っている。在宅ホスピスも行う19床の有床診療所を始めて23年。多くの患者と、その家族のそばにあり続けた医師からのこれが、“最後”の野の花通信。
1 2019年 さくら(フウケイ;接続詞の患者さん ほか)
[日販商品データベースより]2 2020年 すみれ(餅つき;お空の星に ほか)
3 2021年 ふきのとう(イタズラ;コロナと面会 ほか)
4 2022年 はまだいこん(ナっルホイヤ;レトルト食 ほか)
5 2023年 そらまめ(正月のハピバースデー;霊場で考えたこと ほか)
鳥取にある「野の花診療所」は19床の小さなホスピスで、始まってから23年が経とうとしている。ここでは今日も誰かがこの世を去っていく。死はつらく、悲しい現場ではあるけれど、必ずどこかに人間の持つ温かみやユーモアがある。死に向かう人々の健闘を伝えたいーー「野の花診療所」の院長である医師が、患者さんとその家族の姿をうつしだした、おそらくこれが最後のエッセイ。