小学校低学年から高校生まで。売り切れる前に、お早めのご準備を!
過去の入選作品や書き方の本も参考に。
小学校低学年
- あなふさぎのジグモンタ
修理という作業を通じて、古いものを使い続ける意味とともに、物作りの喜びまでもが伝わってくるお話。すぐに新しいものが手に入る今こそ読みたい絵本です。
- そのときがくるくる
だれにでも きらいなものってあるよね。きみは どう?ぼくは あるよ。どうしても 食べられないもの。「いまはきらいでも、いつかきっと おいしく食べられるときがくるさ」って おじいちゃんは いうけど、ほんとかなぁ。
- みずをくむプリンセス
アフリカに暮らす少女ジージーの家の近くには水がない。太陽が昇る前に起きて、お母さんと二人で遠くまで水を汲みに行く日常が語られる。井戸を作るプロジェクトを始めたアフリカ人モデルの、体験をもとにした絵本。
- どこからきたの?おべんとう
弁当になった食べ物の、生産、流通、調理の過程とそれに関わる人々を楽しい絵で説明してくれる。中身だけでなく弁当箱の曲げわっぱ、弁当袋まで。身近な弁当から、産業、流通、労働まで広く目を向けさせてくれる絵本。
小学校中学年
- わたしたちのカメムシずかん:やっかいものが宝ものになった話
岩手県葛巻町にある小学校で、カメムシをみんなでさがして、調べて、「カメムシずかん」まで作ってしまったお話です。
- ゆりの木荘の子どもたち
古時計、手まり歌、守れなかった約束。遠い日の記憶をたどりながら、子どもに戻ったお年寄りたちはゆりの木荘の魔法を解いてゆく。はらはらする謎解きと優しく温かなファンタジーが、読者をひきこんでいく。
- ぼくのあいぼうはカモノハシ
気のやさしい男の子と、ちょっとすましたカモノハシのとぼけたやりとりが楽しい、ほのぼのとした冒険物語。
- カラスのいいぶん:人と生きることをえらんだ鳥
都会で身近に見るカラスの生態を生き生きと描いたノンフィクション。ごみをあさったり、ときに人を襲ったりする嫌われ者だが、クルミを食べるために硬い実を道路に置き、車に踏ませるなど意外な賢い素顔を紹介する。
小学校高学年
- エカシの森と子馬のポンコ
牧場を逃げ出した子馬のポンコは、森の中で自由に暮らし始めた。心も体も変わっていき、大人になりかけている。「たくさんの体でひとつの命」というカメムシが、ポンコに母親のことや牧場の様子などを教えてくれる。
- サンドイッチクラブ
秘密のクラブ活動へようこそ。なりたい自分って?やりたいことって?新たな世界に向きあっていく少女たちの成長物語。
- おいで、アラスカ!
子犬のときに飼っていたアラスカが、転校してきたスフェンの介助犬になっていた。それを知ったパーケルは真夜中、スフェンの部屋を訪ね、アラスカを連れ去ろうと計画するが…。
- オランウータンに会いたい
ボルネオ島の深い森の中、高い木の上で孤独にくらすオランウータン。森の中で彼らに出会う方法とは?さあ、一緒にオランウータンの不思議な生活をのぞいてみましょう!
中学校
- with you(ウィズ・ユー)
母親の介護に携わる“ヤングケアラー”の少女・朱音に恋をした中学生・悠人の物語を通して、「誰かを大切に思うこと、社会へ目をむける機会」を読者に提供する児童文学です。
- アーニャは、きっと来る
第二次世界大戦中のフランスの山間部。ヒツジ飼いの少年ジョーは、ふとしたことで、ユダヤ人の子ども12人の亡命に手を貸すことになる。ドイツ兵が駐留しているなか、村人全員をまきこんだ大騒動の逃亡劇。さて、その行方は…
- 牧野富太郎:日本植物学の父
「日本植物学の父」と言われる牧野富太郎の研究にかける情熱と生き方、支えたまわりの人物などを紹介します。植物のつくりや分類のしくみなど、科学的資料も満載です。
高等学校
- 水を縫う
普通の人なんていない。普通の家族なんてない。世の中の“普通”を踏み越えていく、6人の家族の物語。
- 兄の名は、ジェシカ
4歳年上のジェイソンは、ぼくの自慢の兄。だけどこのごろ……。生物学的な性、社会的な性、そして本人が自覚する性の問題を、家族4人の立場から、わかりやすく、誠実に、時にコミカルに描く。
- 科学者になりたい君へ
どうすれば科学者になれるのか?「科学」を見る目がガラッと変わる、サイエンスに興味がある人も、ない人も、全ての人に必読の書!