この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ガンマナイフを巡る部署と人びと
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2022年05月発売】
- 子どものための「いのちの授業」
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2019年03月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2022年05月発売】
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2019年03月発売】
[BOOKデータベースより]
メスだけでは救えないものを救う!サポーターとしての医療。岐阜・養老町で行われている地域医療。医療とはなにかを問う感涙ドキュメント!1331日の取材記録。
第1章 ニーゴッパ〜岐阜(命の道;笑う医師;切り抜き;夜更かし;ジェットコースター;命の使い方)
[日販商品データベースより]第2章 おそれる(象牙色の車;トントン;石鹸を買いに;生きてきたように;神さまは間違えない;永遠の野球少年;おそれ)
第3章 ブラックジャックの挫折 赤ひげの憂鬱(折り紙;時空を超える葛藤;船出)
第4章 太陽の宿命(堀田尚子の笑顔;大橋朋香の涙;井原幸子の耳;増田芳照の記憶;松久宗丙の遺伝子;金親史尚の居場所;船戸博子の今;黒点;山篭もり;やじろべえの一点)
第5章 あいす(溶ける;白日夢;時限爆弾;窓灯り)
「船戸は一人ひとりの診療に時間をかけ、コミュニケーションをとっていた。
まるでご近所の井戸端会議のように、診療室ではしょっちゅう笑い声があがっていた。
船戸が冗談を連発し、患者を爆笑させていたのだ。また、患者の話で船戸が笑い転げていた。
こういう医療もあるんだな、大橋は新鮮な驚きを覚えた」。
本書は岐阜のあるクリニックの取材した医療ドキュメントだ。
医療とは何か? けが・病気を治し、患者を救うことである。
当たり前のことだが、医療には様々な形がある。ブラックジャックのように、鮮やかなメスさばきで患者を救う医療、赤ひげのように心を癒すことによって患者を救う医療。
正しい形は無数にあるのが医療である。
本書に登場する船戸崇史は元々外科医から、在宅・地域医療の世界に身を投じた医師である。ベストセラー「がんが消えていく生き方〜外科医ががん発症から13年たって初めて書ける克服法」の著者としても知られている。
その方針は「サポーターとしての医療」。あるときは、末期がん患者のお花見に寄り添い、あるときは、患者以上に疲弊し不安をかかえている介護家族の相談に、診察以上に時間をかける。
現代医療は技術・検査法などが進化した半面、「医者がモニターしかみない」「体中管だらけになって死を迎える」などの進化したゆえの矛盾も指摘されている。もちろん、そこに正解はない。
しかし、さらに高齢化が進んでいく日本において、船戸医師が理想とする「心を救う医療」はますます重要性を増すのではないか。
自分の体が動かなくなったら、がんにかかってしまったらどんな医療を受けてみたいか、そんなことを考えさせてくれる1冊。