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[BOOKデータベースより]
突然がんを宣告されて自分の人生とどう向き合ったのか。5000人以上を診てきた緩和ケア医が患者も経験したからこそ書けた「生活の質」を高める新しい健康法。
第1章 緩和ケアとは、緩和ケア医の仕事とは(医師を目指したのは父や祖父の影響;最初の患者さんの「看取り」を体験した ほか)
[日販商品データベースより]第2章 緩和ケア医ががんになった(「なんで自分が…」とは思わなかった;どのような病気か調べる生検で初めての患者体験 ほか)
第3章 医師が患者になって分かったこと(緩和ケア医、PCR検査の行列に並ぶ;どうしても医師は患者になりきれない ほか)
第4章 がんになった緩和ケア医が考える健康Ver.2.0(これまでの「健康Ver.1.0」の定義とは;無理がたたって早くに逝ってしまった仲間 ほか)
第5章 病気を持ちながら健康Ver.2.0で過ごす人へ「10のメッセージ」(命に関わる病は誰にでも突然やってくる;いざというときに助けてくれる「もしバナ」 ほか)
緩和ケア医として長年、がん患者と向き合ってきた廣橋猛。そんな著者が2023年、自身もがんを診断された。幸い転移も少なく手術で全摘出に成功したが、これを機に自身の考え方が変わった。それまでは、医師として文字通り365日患者と向き合う生活を続けてきたが、自分の体に鞭を打ちながら仕事をするのではなく、自分の健康を大事にし、生活の質を高めること。若いときはある程度無理をしてもなんともなかったが、40歳を超えたら体も思うように動かなくなる。そこで無理をするのではなく、自分の体を労わる。それが生活の質の向上につながる。
こうした考え方は、実は緩和ケアの考え方と同じなのだ。緩和ケアというと終末期の患者さんに対して行うものとイメージをされている方も多いが、病気の軽い・重いにかかわらず、つらさや痛みを取り除き、生活の質を高める、それこそが緩和ケアの本質とも言える。
本書では、医師であり、患者でもある著者が、その両方の視点で、緩和ケア的な生き方=がんばりすぎないで生活の質を高める生き方を紹介する。がんの患者さんのご家族だけでなく、これからを生きるすべての人に読んでほしい一冊。