- 依存症がわかる本
-
防ぐ、回復を促すためにできること
健康ライブラリーイラスト版
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784065237236
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[BOOKデータベースより]
依存症とはなにか、どうすればやめられるのか。違法薬物、アルコール、ギャンブル、ゲーム…深みにはまる理由から、回復への行程まで徹底解説!
第1章 「依存症」とはなにか(依存とは1―だれでも、なにかに依存しながら生きている;依存とは2―一点に集中すると「悪い依存」になりやすい ほか)
[日販商品データベースより]第2章 依存対象の特徴を知る(歴史的な背景―人類の歴史は「薬物」とともに始まった;ものへの依存―「捕まらずに使えるもの」が求められてきた ほか)
第3章 回復に必要なこと(治療と回復―なる前の状態には戻せない。でも回復は可能;回復を支える機関―孤立の病だからこそつなげることが重要 ほか)
第4章 まわりの人ができること(起こりやすいこと1―身近な人ほどさまざまな問題に巻き込まれがち;起こりやすいこと2―家族が病むほど本人の状態も悪化する ほか)
第5章 「予防教育」を考える(予防教育の現状―ハイリスクな子には響かない「ダメ。ゼッタイ。」;「犯罪」を強調する弊害―人を「排除していい」という空気感のもとに ほか)
【ひと目でわかるイラスト図解】
依存症とはなにか、どうすればやめられるのか
依存症は、違法薬物のみならず、アルコールや処方薬・市販薬などでも生じます。
ギャンブル、ゲームなどの行為に依存が生じることもあります。
なかでも、違法薬物に対する依存症は「犯罪」としての側面もあります。
違法薬物の所持・使用で逮捕された著名人などに対する激しいバッシングがくり返される一方で、大麻による検挙数は、若年層を中心に増加し続けています。
依存症そのものは、「ダメ、絶対」と言っているだけで防げるものではなく、回復を促すこともできません。
依存症は「安心して人に依存できない病」。
いやなこと、つらいことがあっても助けを求めず、お気に入りのものや行為だけでやり過ごそうとした結果、より困った状態に陥っていく、という面があります。
特定のもの、行為にはまっていく背景には、心の問題が隠されていることが多いのです。
人はだれしも、なにかに頼ることなく、生きていくのは難しい。
本書では、依存症の今を紹介しつつ、依存症とはなにか、なにが問題なのか、回復のために本人や周囲の人はどう対応していけばよいか、具体的に示していきます。
また、子どもへの予防教育はどう進めるべきなのかも紹介。
依存症予防と、依存症からの回復に役立つ一冊。
【主なポイント】
*「よい依存」が「悪い依存」に転じると依存症に近づいていく
*依存が進むと脳の働き方が変化する
*依存の対象は「もの」でも「行為」でも根っこは同じ
*認められる、つながるうれしさがはまる入り口に
*薬物依存症と犯罪の関係
*再発は想定内。回復のしかたには波がある
*治療・回復プログラムの進め方
*突き放す前に家族ができること
*予防教育の現状と、依存症を防ぐために教えたいこと
【本書の内容構成】
第1章 「依存症」とはなにか
第2章 依存対象の特徴を知る
第3章 回復に必要なこと
第4章 まわりの人ができること
第5章 「予防教育」を考える