大病院はどこまで「あて」にできるか

講談社＋α文庫　Ｇ２５・３

講談社
柳瀬義男　

• 価格: 704円（本体640円＋税）
• 発行年月: 2003年04月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784062567343

内容情報

[BOOKデータベースより]

うっかり医療ミス、薬漬け・検査漬け医療、医師への謝礼、長い待ち時間、まずい食事、なくなる小児病棟…患者や家族が常々感じている「大病院」への不信と不安。大病院に見捨てられた患者も来診する夜間急病センター勤務医が大病院への疑問と、日本医療の「これからはどうなる」を大考察。

第１章　行政も病院も責任逃れ。これが日本的！？（多発するケアレスミス；ミスの責任は現場の当事者のみに　ほか）
第２章　夜間急病センターは弱者のゴミ捨て場！？（夜間急病センターに運び込まれる乙女；たかが酒、されど酒　ほか）
第３章　名医も凡医も同じ手術料、の怪（医師への謝礼はチップと同じ？；医者が受け取るのも思いやり？　ほか）
第４章　薬価差益に依存する病院の金勘定（ドラマの世界の熱血ヒューマニスト医師；赤ひげ先生は“自由診療時代”の落とし子　ほか）
第５章　儲からない病棟は消えていく！（医療過疎地で起こった事件；医療過疎地住民へのしわよせ　ほか）