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- いのちの器 新装版
-
医と老いと死をめぐって
PHP文庫 ひ8ー2
- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 2002年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569577753
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[BOOKデータベースより]
人間のからだは、病み、老い、やがては土に帰っていく「土の器」。しかしその器に健やかな心を盛ることができるなら、それは朽ちることのない「宝」となる―医師と患者が、共に人間としての誇りをもって心を通わせあう医療を提唱・実践してきた著者。長年にわたる患者との対話、人間の生と死をみつめてきた時間を通しての深い思索を、わかりやすい言葉でやさしく語りかけた珠玉の随想集。
いのちの四季(いのちを考えよう―正月はよい習慣を身につける絶好の機会;健全な心を宿す―たとえからだは病んでも心こそ朽ちない宝;成人病―医学の進歩よりも意識の革命を;人生の半ば―最後の審判のための意義ある記録を残す ほか)
[日販商品データベースより]医と老いと死をめぐって(病人と医師―もっと心と肌で触れ合う信頼関係を;言葉と医療―病は語り合いの中で癒される;患者の生き甲斐―病人を孤独にさせてはいけない;死を学ぶ―自分のものでない痛みや不安を汲み取る感性 ほか)
「私たちの今のからだは、ステンレスでもプラスチックでもなく、朽ちる土の器である。その中に何を盛るかが、私たちの一生の課題である」――医師と患者が、共に人間としての誇りをもって心を通わせあう医療を提唱・実践してきた著者。長年にわたる患者との対話、人間の生と死を見つめてきた時間を通しての深い思索は、『生きかた上手』などのベストセラーによって語り明かされ、多くの読者に支持されてきた。▼本書は、90歳を越えてなお現役医師として活躍する著者が、70代のときに「医と老いと死をめぐって」その思うところを執筆した随筆集。「いのちと時間」「第三の人生」「ヘレン・ケラーに学ぶ」「心の中の春」「言葉と医療」といったテーマについて、信念と温かさに満ちた言葉が散りばめられている。▼『生きかた上手』に代表される、その後の著作の原点ともなった作品を装丁を新たに復刊。人生に迷ったとき、老いや健康に不安を感じたときの心の特効薬。