[BOOKデータベースより]
最期にすべきこと、できること。
死期が近づいていそうな患者をみるとき
第1章 生命予後を推定する(生命予後を推定する―私の患者さんに残された時間をどれくらい?;がん患者の生命予後を推定する―え、そんなに早いの?!;非がん患者の生命予後を推定する―次に悪くなったらもう後がない?)
第2章 死亡直前期のコミュニケーション(死亡直前期のコミュニケーション1―話しづらいことをどうやって話せばいい?;死亡直前期のコミュニケーション2―話し合いを重ねて患者と家族の願いを叶えよう)
第3章 死亡直前期で問題になること(死亡直前期に問題になりやすいこと―食べられなくなってきたんですけど、どうしたらいいですか?;死亡直前期の急変に備える―治療・ケアのゴールを決めておく;苦痛が取り切れないときに考えること―もう寝かせたほうがいい?)
第4章 患者さんのお看取り(患者さんが亡くなったとき―お看取りってどうすればいいの?)
緩和ケアという森にはさまざまな木(テーマ)が生えている.そんな森に足を踏み入れようとしているあなたに,初心者時代の記憶新しい著者らが記す,<緩和ケアの“超入門書”シリーズ>!!
本巻では死亡直前期の対応について解説.予後予測や意思決定支援の実際から,急変時の対応,輸液,鎮静,看取りの作法など,初心者には困難を感じやすい局面を取り上げる.患者の最期に関わる全ての医療者に.
【目次】
死期が近づいていそうな患者をみるとき
第1章 生命予後を推定する
1. 生命予後を推定する ──私の患者さんに残された時間はどれくらい?
2. がん患者の生命予後を推定する ──え,そんなに早いの?!
3. 非がん患者の生命予後を推定する ──次に悪くなったらもう後がない?
第2章 死亡直前期のコミュニケーション
1. 死亡直前期のコミュニケーション@ ──話しづらいことをどうやって話せばいい?
Column「本人には予後を知らせないでください」
2. 死亡直前期のコミュニケーションA ──話し合いを重ねて患者と家族の願いを叶えよう
Column「こんなに悪いのに家に帰れない」
Column 事実は想像を“常に”上回る
第3章 死亡直前期で問題になること
1. 死亡直前期に問題になりやすいこと ──食べられなくなってきたんですけど,どうしたらいいですか?
2. 死亡直前期の急変に備える ──治療・ケアのゴールを決めておく
3. 苦痛が取り切れないときに考えること ──もう寝かせたほうがいい?
Column 緩和的鎮静 ──安楽死や関連する概念との違い
第4章 患者さんのお看取り
1. 患者さんが亡くなったとき ──お看取りってどうすればいいの?
Column 医療者も泣いていい
ex. 救急外来での心停止時の対応