- 現場発!病院の人材開発
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- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863263581
[BOOKデータベースより]
医療人・組織人としての成長を支援する。
序 導入編―院内教育を推進する体制と体系(人材開発部門、当院の場合;人材開発支援室の体制と業務内容 ほか)
第1部 研修事例編―職員の成長に応じたロードマップを描く(大前提―研修を“占い”にしないために;管理職研修―“他者を通じて物事を成し遂げる”ために ほか)
第2部 研修設計編―「経験・勘・度胸」から「方法論」へ(効果・効率・魅力ある研修を目指して;分析の初期段階は「情報収集」 ほか)
第3部 OJT・自己研鑽編―部下との関わりの質を上げ、仕事の質を上げる(OJTの特質を振り返る;日常業務を“価値ある経験”に高めるために ほか)
第4部 人材開発担当の成長編―常に“一歩先”の人材開発を目指して(「自走力」と「目的意識」の両輪で、職務にあたる;“一歩先”の人材開発を進めるための「4つの行動」)
本書は、病院における人材開発施策を進めるうえでのポイントを1冊にまとめたものである。職員の育成を進めていくために、多くの病院では教育委員会等で多職種が集まり、人材育成策を議論・推進している。また、常設部署として人材開発部門を持つ病院も増えてきた。今後、他の医療機関や福祉機関とさらに連携して地域包括ケアシステムを実現していくためには、医療職・事務職とも、「医療人」として個々の専門能力を研鑽しつつ、多職種で協働して地域に貢献する「組織人」としての役割を果たしていくことが不可欠になる。この「医療人かつ組織人」としての人材を自院で計画的に育成していくには、一定の方法論をもって職務遂行する人材開発スタッフの存在が重要である。