[BOOKデータベースより]
現場での不安を減らす!4000人以上を看取ってきた医師の経験と実践がいきる会話例や対応例を場面別に豊富に収載。そのひと言で看取りは変わる!
第1部 看取りに必要なこと(良い看取りが必要な理由;コミュニケーションの重要性;看取りに向かうときに必要な手順;基本的なコミュニケーション技法)
第2部 コミュニケーションの実際(治療方針や療養場所の選択に関して;本人のさまざまな苦悩に対応する;家族への対応で迷いやすい場面;難しい状況や厳しい状況への対応;看取り期や死別後にも力になる)
★★そのひと言で看取りは変わる? 30の場面から具体的な「声かけ」「対応」のポイントがわかる?★★
多死社会を迎えた現在、自宅で最期を迎える方が増加していますが、8割以上の方は病院や施設で最期を迎えます。
そのような状況のなか、病院や施設に勤務する多くの若手看護師や職員は、終末期や看取り期における患者やその家族とのコミュニケーションについて難しさを感じ、苦手意識をもっています。
その主な要因は以下が挙げられます。
・患者や家族にとって非日常である「死」を前にして、より繊細な対応が求められる
・感情のコントロールが難しい
・そもそも経験が不足している など
〇■ココがポイント■〇
これまで4000人以上の方々を看取ってきた著者が、終末期・看取り期のコミュニケーションの重要性を解説するとともに、対応に困りがちな30の場面を取り上げて「ありがちな対応と問題点」を示し、コミュニケーションにおけるポイントをわかりやすく解説しています。さらに、各場面ではおすすめの会話例を掲載しており、今日から使える内容になっています。若手看護師や職員がコミュニケーションにおける「言葉のひきだし」を増やすのにも役立ちます。
【主な目次】
第1部:看取りに必要なこと
CHAPTER 1 良い看取りが必要な理由
CHAPTER 2 コミュニケーションの重要性
CHAPTER 3 看取りに向かうときに必要な手順
CHAPTER 4 基本的なコミュニケーション技法
第2部:コミュニケーションの実際
@治療方針や療養場所の選択に関して
「治療は絶対にやめたくない」と言う人/本人と意向が異なる家族/「食べられないから点滴してください」と言う人 ほか
A本人のさまざま苦悩に対応する
「あとどれくらい生きられると思いますか?」と言う人/「死にたくない」と言う人/「早く死にたい」と言う人 ほか
B家族への対応で迷いやすい場面
死についての話題を拒む家族/「最期に呼ばなくていいい」と言う家族 ほか
C難しい状況や厳しい状況への対応
「どうしてもっと早く呼んでくれなかったんですか」と言う家族/激怒している家族 ほか
D看取り期や死別後にも力になる
「苦しそうな呼吸をしているので何とかしてください」と言う家族/「亡くなったのにほっとしているなんて私は悪人だ」と言う家族 ほか
























