- 病院再生の設計力 2
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幻冬舎メディアコンサルティング 幻冬舎
久米設計病院設計タスクチーム- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2025年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784344930650
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価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2025年05月発売】
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幻冬舎
久米設計病院設計タスクチーム
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【2025年05月発売】
[BOOKデータベースより]
病院淘汰の時代に欠かせない「設計力」を紐解く。
第1部 病院の淘汰がすでに始まっている 生き残りのためのキーワードは「設計力」(病院経営を取り巻く環境は厳しさを増す一方、生き残るのは至難の業;生き残るためには「設計力」が必須―病院設計で押さえるべき8つのポイント)
[日販商品データベースより]第2部 「設計力」で実現する 再生した病院の具体例(事業収益の向上、運営のしやすさ…―設計力で実現する「安定して運営できる病院」;居心地の良さ、移動のしやすさ、地域との連携…―設計力で実現する「患者が集まる病院」;動きやすさ、看護のしやすさ、業務負担の少ないシステム…―設計力で実現する「スタッフが働きやすい病院」 ほか)
第3部 病院再生のための信頼できる設計者とは(設計者の「病院留学」が課題抽出と改善につながる;対話を積み重ねる「設計プロセス」がよりよい病院を作る)
病院淘汰の時代を生き抜くために――
全国250超の病院を手がけてきた設計事務所が語る、
病院の経営改善のために必要な「設計力」とは
現在、日本の病院はかつてないほど厳しい経営を強いられています。医業利益が赤字となっている病院は全体の8割を超え、2024年には病院の倒産件数も過去最多を記録しました。社会保障費の圧縮、人口減少に伴う患者数の減少や医療スタッフの不足といった課題は今後も続く見込みであり、病院は「競争の時代」から「淘汰の時代」に突入したといっても過言ではありません。
こうした状況のなかで、本書の著者である久米設計の病院設計タスクチームは、病院が生き残っていくためには、患者だけでなく医師や看護師などの医療スタッフからも選ばれる存在でなければならないと指摘します。このような選ばれる病院になるために、著者が必要だと考えているのが、本書のテーマである「設計力」です。
ここでいう設計力とは、単なる建築や空間デザインにとどまらず、医療機能の構築、経営的な持続、患者や職員、地域社会のニーズといった、多面的な視点から病院を再生へと導く力を指します。
2010年刊行の『病院再生の設計力』、2017年の『増補改訂版 病院再生の設計力』に続く本書は、近年の急激な環境変化に対応するため、取り上げる事例をすべて更新するなど、内容を全面的に刷新しました。すべて個室で構成された市立病院、免震装置の設置方法を工夫することでコストを抑えた耐震構造の病院のほか、医療と介護を一体化した複合施設や、地域住民に開かれたサービス機能を備えた中核的病院など、設計力で実現した先進的な取り組みが多数紹介されています。
病院淘汰の時代において、いかにして“選ばれる病院”を実現していくのか――その答えを、これまでに全国250以上の病院設計を手がけた実績をもつ著者が具体的な事例とともに提示します。病院経営の舵取りに関わるすべての人にとって、実践的なヒントが得られる一冊です。