- いのちは輝く
-
わが子の障害を受け入れるとき
中公文庫 ま45ー3
- 価格
- 1,078円(本体980円+税)
- 発行年月
- 2025年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122076679
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 呼吸器の子
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2017年06月発売】
- 運命の子トリソミー
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2013年12月発売】
- 小児がん外科医
-
価格:776円(本体705円+税)
【2014年01月発売】
- 運命の子 トリソミー 完全版
-
価格:737円(本体670円+税)
【2024年12月発売】
- 静かな夏
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年02月発売】
[BOOKデータベースより]
わが子が障害を持っていると知り、不条理な現実を受け入れるまでの拒絶と葛藤、受け入れたときの感動を経験する親がいる一方、子どもの命を奪ってしまおうとする親、病院に捨てられてしまう子どももいる。治療を迷う医師もいる。幼い命をめぐる大人たちの拒絶と受容の果てには、静かな感動を広げる命の旋律が響き始める。
1章 あなたは、その現実を受け入れることができますか?(腹壁破裂で生まれて来た赤ちゃん;髄膜炎の赤ちゃんに後遺症 家族の選択 ほか)
[日販商品データベースより]2章 障害が重いから、治療をやめてもいいでしょうか?(「13トリソミーならしかたがない」臍帯ヘルニアの赤ちゃん;治療方針決定のクラス分けとトリソミーの赤ちゃん ほか)
3章 出生前診断で命を選ぶのは正しいのでしょうか?(誰もが出生前診断を受けている 胎児超音波検査;胎児超音波検査による腹壁破裂の治療の進歩 ほか)
4章 「人間であることに基準などはありません」(世界の中の障害胎児;日本が進むべき道 ほか)
わが子が障害を持っていると知り、不条理な現実を受け入れるまでの拒絶と葛藤、受け入れることができたときの感動を経験する親がいる一方で、子どもの命を奪ってしまおうとする親、病院に捨てられてしまう子どももいる。治療を迷う医師もいる。幼い命をめぐる大人たちの拒絶と受容の果てには、読む者に静かな感動を広げる命の旋律が響き始める。〈解説〉渡辺一史
医学が進み、科学が進歩しても障害や病は消えません。
気がつけば、私たちの社会は医療技術で生命の質を診断する時代に変わってきています。
「授かりものの命を育む時代」が、
「生命の誕生を操作して選別する時代」に入り、
私たちはより一層多くの悩みに直面しているように見えます。
人生の大きな節目であるわが子の誕生という瞬間を、
単純に期待と喜びだけで迎えられない時代を私たちは生きているのかもしれません。(本文より)