- 医療における患者のチカラ 孤独・孤立を予防するコミュニティ
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784434355646
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[BOOKデータベースより]
病いや障がいがあっても、夢をあきらめない!病気と共に生きるのに必要なのは〈支え合いの仕組み〉。患者をエンパワーしていく患者会やコミュニティのチカラで誰もが自分らしく生きられる共生社会へ。
第1部 自分らしく生きる患者のチカラ(患者との出会い;病気の先輩・後輩―仲間と一緒に良くなるピアサポート―;「出会い」と「変容」―患者の旅路(Patient Journey)を共に歩む―;ピアサポートのデジタル化―バーチャル空間で拘束から自由になる―;患者が先生になる教育活動 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 共生社会を支えるコミュニティのチカラ(医療とコミュニティの協働―イギリスの社会的処方―;孤立・孤独を生まない地域づくり―大磯町のお寺の取り組み―;患者会と大学との協働―オランダのがんと食に関する研究―;現場の声を聴く合宿に参加して―;家族介護に給与が支払われる仕組み―マサチューセッツ州のアダルト・フォスター・ケア― ほか)
本書は、病いや障がいのある人々がどのように社会とつながり、新たな役割を見出しながら生きるかを探る一冊です。患者会、ピアサポート、セルフヘルプグループなどのコミュニティが果たす役割に注目し、医療の枠を超えて社会全体で支え合う仕組みを考察します。
近年、医療において「患者」が単なる受け手ではなく、自立した市民・生活者として主体的に関わることの重要性が強調されています。患者・市民参画(PPI)、患者中心(Patient Centricity)、患者エンゲージメント(Patient Engagement)といった概念が注目され、病いや障がいを持ちながら生きる人々の活動が、他の患者にとって大きな支えとなることが明らかになっています。一方で、病気を抱えることで社会的役割を喪失し、孤独や孤立を感じることも少なくありません。こうした課題に対し、患者自身やコミュニティがどのような取り組みを行っているのかを詳しく紹介しています。