- しのび寄る「新しい戦前」
-
ここまで来ている戦争準備
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2024年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784889002928
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[BOOKデータベースより]
「戦争が廊下の奥に立ってゐた」は日米開戦2年前に俳人渡辺白泉が詠んだ句。庶民が知らないうちに戦争は始まり、気づいた時には日常の廊下に立っていた。そして現在…「新しい戦前」の実相を「台湾有事」の矢面に立つ南西諸島と著者の足元に見ながら、戦争国家づくりの今を追及する!
第1章 標的にされる島
[日販商品データベースより]第2章 石垣島を戦場にさせない―ミサイルより外交を
第3章 立ち上がる住民、議会、知事
第4章 標的にされる国
第5章 戦争準備に組み込まれる地方自治体
第6章 にわかづく軍需産業
第7章 産業・経済・財政をゆがめる軍事化
第8章 系統的にはかられてきた戦争国家づくりの布石
2022年の年末、日本政府は改定安保三文書の閣議決定で戦争への道をさらに大きく踏み出すことになった。「新しい戦前」とはそれを受けてタモリ氏がテレビ番組の中で発した言葉だ。この本ではここ十数年のスパンで日本の政治の流れを俯瞰しながら、着々と戦争国家づくりの布石が打たれてきていることを検証し、戦争しない国(憲法9条)から戦争できる国(安全保障法制)、そして戦争できる国から戦争する国(改定安保三文書)へと「この国のかたち」が変えられようとしていることを追及する。