- ヴァクサーズ
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オックスフォード・アストラゼネカワクチン開発奮闘記
みすず書房
サラ・ギルバート キャサリン・グリーン 黒川耕大- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2023年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784622095538
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[BOOKデータベースより]
2020年1月、オックスフォード大学の片隅でこのワクチンの開発を始めた時、サラとキャサリンはただ、自分たちの技術でいかに速くワクチンを開発できるかを示そうと考えていた。しかし感染者の急増に直面すると、予算の目処が立たないまま、自身のキャリアを危うくしかねないことを承知の上で、治験と量産の方法を模索し始める。そして、一般的な冷蔵設備で輸送・保管でき、途上国も含めて世界中で接種可能なワクチンが誕生した。量産を請け負ったアストラゼネカ社は、パンデミック中は非営利でワクチンを供給することに合意し、このワクチンは治験開始からの1年間に172の国々に届けられた。「多様な企業が多様な国で多様な技術を用いて多様なワクチンを製造することが、2021年にワクチンを必要とするすべての人にワクチンを届ける最善の道だった」。では、必ず来る次の感染症にはどう備えるべきなのか。必読の書。
「何が入ってるかなんて分からない」
[日販商品データベースより]私たちがワクチンをつくった
感染症X
ワクチンを設計する
カネ、カネ、カネ
ワクチンをつくる
量産化への道
慎重に急げ
治験
王子と反ワクチン派
ヴォーグ
待つ
使用許可とその後
感染症Y:次の流行に向けて
次章
2020年1月、オックスフォード大学の片隅でこのワクチンの開発を始めた時、サラとキャサリンはただ、自分たちの技術でいかに速くワクチンを開発できるかを示そうと考えていた。しかし感染者の急増に直面すると、予算の目処が立たないまま、自身のキャリアを危うくしかねないことを承知の上で、治験と量産の方法を模索し始める。
そして、一般的な冷蔵設備で輸送・保管でき、途上国も含めて世界中で接種可能なワクチンが誕生した。量産を請け負ったアストラゼネカ社は、パンデミック中は非営利でワクチンを供給することに合意し、このワクチンは治験開始からの1年間に172の国々に届けられた。
「アストラゼネカ社のワクチンは、ほぼ間違いなく、他のどのワクチンよりも多くの命を救っている」(エコノミスト誌、2021年12月16日)
「多様な企業が多様な国で多様な技術を用いて多様なワクチンを製造することが、2021年にワクチンを必要とするすべての人にワクチンを届ける最善の道だった」(本文より)
では、必ず来る次の感染症にはどう備えるべきなのか。必読の書。