- 医者は今日も睡眠薬を出したい放題
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2021年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569901756
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[BOOKデータベースより]
4人に1人が不眠症の日本は睡眠薬の消費量世界一。飲めば飲むほど不安が増す“麻薬”。
第1章 睡眠薬は不幸の入り口(睡眠薬の真実;軽い不眠からオーバードーズ、自殺未遂へ ほか)
[日販商品データベースより]第2章 つくられた眠りの正体(人はなぜ眠るのか;睡眠薬の眠りは、ノックアウト型 ほか)
第3章 睡眠薬の正体(睡眠薬は向精神薬の一種;イメージ緩和のために「導入剤」と呼ぶ ほか)
第4章 歴史は繰り返される―睡眠薬の歴史(精神医学界と製薬業界の思惑とは;睡眠薬は進化しているのか? ほか)
第5章 睡眠薬への依存から脱するには(自己卑下なしにクスリはやめられない;発想の転換が必要 ほか)
日本では4人に1人が不眠症と言われ、睡眠薬の消費量世界一。悩みがあれば眠れないのは当然なのにすぐ処方され、自然に眠りが浅くなってくる高齢者への処方もごく一般的だ。
ある報告書では、医院経営のメリットとして「常用量依存を起こすことにより、患者が受診を怠らないようになる」と挙げているように、薬漬けにして利益を得ることは当たり前のことになった。
副作用が少ないとされているが、実際には依存性があり、飲み始めると止めることが難しい。「ゲートウェイ・ドラッグ」と言われ、睡眠薬をきっかけに、うつ病に発展していくことは一部では知られている事実である。
では、どのような危険があるのか。市販の「睡眠改善薬」と処方される「睡眠導入剤」の違い、日本人と睡眠、製薬会社と薬の歴史、薬を飲まない・減らすようにするにはどうしたらいいのか、を詳しく解説する。
★★本書は、2016年刊行のPHP新書『睡眠薬中毒』を加筆・修正したものです。