- 起立性調節障害(OD)
-
朝起きられない子どもの病気がわかる本
健康ライブラリーイラスト版
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- B5変
- ISBN
- 9784065260210
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[BOOKデータベースより]
「朝起きられない」には理由がある!やる気の問題?学校に行きたくないから?症状の見極め方から対処法までを徹底解説!
第1章 誤解されやすい症状(チェック!―起立性調節障害(OD)でよくみられる症状;周囲の誤解1―「やる気の問題」という誤解が小言を増やす ほか)
[日販商品データベースより]第2章 いったい、どんな病気なのか?(基本の知識―自律神経の本来の働きと特徴を知っておこう;体内で起きていること―血圧・心拍の調節不良が不快な症状のもと ほか)
第3章 これからどうなる?どう過ごす?(一般的な経過―三つの時期を経て回復していく;急性期―はじめは親子ともども葛藤・消耗が激しい ほか)
第4章 親が子どもにできること(回復に向けて―目を向けたいのは「二つの心」と「五つのこと」;子どもの気持ち―理解してほしいけど、かまわれすぎはいや ほか)
第5章 学校とのかかわり方(学校での生活―多くの子は「みんなといっしょ」を望んでいる;連携をはかる―医師の「診断書」は家庭と学校をつなぐもの ほか)
【ひと目でわかるイラスト図解】
【「朝起きられない」には理由がある!】
朝起きられず学校には行かないのに、夜は元気な様子でなかなか寝ない子どもは、「やる気がない」「気合が足りない」「怠けている」「サボっている」などと思われがちです。しかし、本当は、起立性調節障害(OD)という体の病気がまねく症状かもしれません。
起立性調節障害(OD)は、体の機能を調節する自律神経がうまく働かないために、その名のとおり「起立」したときにさまざまな不快な症状が現れやすくなる病気です。決して珍しい病気ではありません。ODの症状が強い子どもは、遅刻や欠席をくり返すうちに、不登校になっていく場合が少なくありません。中学生の約1割、不登校の子どもの3〜4割にみられます。
朝なかなか起きられない子どもに対して、「早く寝ないから!」と言いたくなるのも無理はありません。しかし、本人のやる気の問題ではなく、体のしくみの問題です。子どもの状態への理解が不十分なまま、よかれと思ってする周囲の働きかけが、結果的には不適切なものとなり、ますます状態を悪化させることもあります。
まず、根本的な原因を知ることが、適切に対応していくための第一歩です。本書では原因や症状など病気の基礎知識から対処法、学校とのかかわり方までアドバイス。ODの実態と悩む子どもの支え方がわかる一冊です。
【本書の内容構成】
第1章 誤解されやすい症状
第2章 いったい、どんな病気なのか?
第3章 これからどうなる? どう過ごす?
第4章 親が子どもにできること
第5章 学校とのかかわり方