- 史上最悪の感染症
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結核、マラリアからエイズ、エボラ、薬剤耐性菌、COVIDー19まで
DEADLIEST ENEMY OUR WAR AGAINST KILLER GERMS青土社
マイケル・オスターホルム マーク・オルシェイカー 五十嵐加奈子 吉嶺英美 西尾義人- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784791772988
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[BOOKデータベースより]
COVID‐19のパンデミックは、現代のグローバル社会がいかに感染症に対して無防備であるかを明らかにした。マラリア、結核など、先進国では終わったと思われている感染症はいまだに発展途上国で猛威をふるい続け、エイズ、エボラはふたたび大流行を起こしつつある。封じ込められたSARS、MERSも、いつパンデミックを起こしてもおかしくない。そして、家畜への抗生物質の大量投与は、我々を脅かす薬剤耐性菌を日々産み出している…。疫学の第一人者が語る、感染症の本当の恐ろしさとその対処法。
ブラック・スワンと非常事態
[日販商品データベースより]公衆衛生の歩み
白衣とすり減った靴
脅威マトリックス
微生物の歴史
新たな世界秩序
感染経路―コウモリ、虫、肺、ペニス
ワクチン―最も鋭い弓矢
マラリア、エイズ、結核を忘れてはいけない
機能獲得性とデュアルユース性―フランケンシュタイン・シナリオ
バイオテロ―パンドラの箱が開く
エボラウイルス病―アウト・オブ・アメリカ
SARSとMERS―これから起こることの前兆
蚊―公衆衛生の敵、ナンバー・ワン
ジカウイルス―不測の事態を予測する
抗菌薬―共有地の悲劇
薬剤耐性との戦い
インフルエンザ―伝染病の王
パンデミック―“忌まわしい厄災”から“避けられない現実へ”
インフルエンザを脅威リストから外す
生き残る為の戦略
リチャード・プレストン氏(『ホット・ゾーン』著者)推薦
COVID-19、エボラ、MERS、ジカ熱の流行で明らかになったように、我々は未知のウイルスに対する準備が十分にできていない。これらの敵から身を守るために私たちができること、そしてしなければならないことは何だろうか? 気鋭の疫学者とノンフィクションライターが綴る、今ここにある危機。