- 大橋誠を求めて
-
「千葉大腸チフス事件」の冤罪を告発した疫学者
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2018年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784871960748
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[BOOKデータベースより]
最近の権力者や官僚たちの醜い様相を見ても明らかなように、これは決して過去の「スケープゴート」事件ではない。公務員の立場で官・学・メディアの犯罪に敢然と立ち向かった感染症予防研究者・大橋誠―さあ彼に続いてそれぞれの窓を開け放ちこの澱んだ空気を入れ替えよう!
1 冤罪「千葉大学腸チフス事件」(藪の中…東京都立衛生研究所元所長(大橋誠);参考一審判決後の新聞記事から 無罪支えた細菌学コンビ―千葉大チフス事件 ほか)
[日販商品データベースより]2 感染症予防研究者として、人として(『広い窓』大橋誠著より)(随筆(痛みについて;悪性腫瘍の疑い ほか);仕事(庁舎改築計画と研究調整会議;見果てぬ夢 ほか))
3 素のままの大橋誠(『大きな重い枕』飯田佐和子著より)(病(病;『広い窓』 ほか);『広い窓』その後(『広い窓』その後;三冊の黒いノート ほか))
今から50年以上前に起きた「千葉大腸チフス事件」。チフス菌をばらまき集団感染を引き起こしたとして、当時の大学病院の勤務医が犯人として逮捕され、多くの科学的な矛盾や疑問があったにもかかわらず、最後は自白(相変わらずの密室での)を根拠に有罪が確定し、長期刑に服した。しかし、彼はまぎれもなく冤罪で、厚生省(当時)と大学とマスメディアの無責任体制のスケープゴートにされただけ。その強固なトライアングルに敢然と立ち向かった一人の公務員疫学者の姿を、本人の遺著や娘の手記、当時の資料などをもとに改めてたどり直す。