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- 日本語とジャーナリズム
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- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2016年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784794968272
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[BOOKデータベースより]
学生時代から思考の元のところで、ずっと気になっていた日本語の構造とジャーナリズムの問題。日本語はジャーナリズムに適した言葉なのか?日本語の構造については、森有正、丸山真男、本多勝一、大宅壮一、清水幾太郎、佐野眞一、片岡義男など、多くの論者が挑んできた。明治期の新聞がどのように口語体になったか。言語学者、文法学者は日本語をどのように考えてきたのか。戦後、大本営発表のような報道を繰り返さないために、新聞はどのような文体を選んだか。何を伝えるかではなく、どのように伝えるか、日本語から考えるジャーナリズム論にして、日本文化論。
1 日本語は批評やジャーナリズムの道具となりえるか
[日販商品データベースより]2 命題がたてられない―森有正の日本語論
3 論理的なのか、非文法的なのか―本多勝一の日本語論
4 「である」ことと「する」こと―佐野眞一、丸山真男、荻生徂徠
5 国語とジャーナリズム
6 無署名性言語システムの呪縛―玉木明のジャーナリズム言語論
7 中立公正の理念とジャーナリズムの産業化―大宅壮一と清水幾太郎
8 「うち」の外へ、日本語の外へ―片岡義男の日本語論
主語が曖昧。人間関係に縛られる。日本語によるジャーナリズムは可能か…。森有正、丸山真男など、多くの論者が挑んできた日本語の問題。空気のように自明だからこそ、あえて問う日本語論にしてジャーナリズム論。