この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日常のなかの生命倫理
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2018年10月発売】
- 医療・看護に携わる人のための人権・倫理読本
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2021年04月発売】
- 医療安全 第5版
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年01月発売】
- 最期を選ぶ
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年09月発売】


























[BOOKデータベースより]
子どもとして生まれてくるはずであったのにもかかわらず、母胎の内外で生きているのにもかかわらず、死産児に包摂されてしまう存在。その生々しく生きる生に迫る。少なからぬ死産児は人為的に生成されている。精確にいうならば、生きているのに「死にゆく胎児」とみなされ、新生児と承認されない。こうした「死にゆく胎児」の来し方と行方を生命倫理的に検討し、現代の生命倫理学において看過されている“死産児”という領域―「死にゆく胎児」の存在をも明確にした―を顕在化させるとともにその重要性を明示する。
死産児の来し方(“死産児”という空白の研究領域;フランスにおける死産児と生命倫理 ほか)
[日販商品データベースより]第1章 「生命のない子ども」の条件およびその証明(生まれる前に死んだ子の証;「生命のない子どもの証明書」と「生存可能性」基準 ほか)
第2章 医学的人工妊娠中絶(IMG)と「死産」の技法(生きて生まれる中絶胎児;日本における人工妊娠中絶 ほか)
第3章 死産児の死体―行方と処遇(“人”の死体の概念;二〇〇五年の「管理を忘れ去られた三五一の胎児」事件―その概要と胎児の死体の行方 ほか)
結論と今後の課題
少なからぬ死産児は人為的に生成されている。「死にゆく胎児」の来し方と行方を生命倫理的に検討し、現代の生命倫理学において看過されている「死産児」という領域を顕在化させるとともにその重要性を明示する。