- 創薬が危ない
-
早く・安く・安全な薬を届けるドラッグ・リポジショニングのすすめ
ブルーバックス Bー1903
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062579032
[BOOKデータベースより]
ガン、アルツハイマー病、インフルエンザ、エボラウイルス病…なぜ、特効薬が現れないのか?動物で効いたのに、人ではまったく効かない。動物実験ではなかった激烈な副作用が現れた…。開発途中の新薬の多くが、臨床試験で失敗してしまう。21世紀に入り、これまでの創薬テクノロジーは大きな壁にぶつかっている。打開策はないのか?本書は新しい視点からの創薬「ドラッグ・リポジショニング」を提案する。
第1章 薬と創薬研究者
第2章 ドラッグ・リポジショニングとは
第3章 温故知新創薬、ドラッグ・リプロファイリング
第4章 ドラッグ・リポジショニングに関する国内外の動きとその推進への課題
第5章 ドラッグ・リポジショニングの実例
第6章 これからのドラッグ・リポジショニング
第7章 スマート・ヘルスケアの提案
医薬品産業はビッグビジネスであり、世界の巨大製薬企業が巨額の開発費をかけて新薬開発にしのぎを削っている。しかし、ガン、アルツハイマー病、インフルエンザ、エボラウイルス病……特効薬は生まれていない。人類の歴史は、創薬の歴史でもあった。ところが21世紀に入り、新しい薬が生まれにくくなっている。本書はその原因に探りながら、「ドラッグ・リポジショニング」という、新しい視点からの創薬を紹介する。
医薬品産業は先進国が独占するのビッグビジネスであり、年間売上額が1兆円を超えるような巨大製薬企業(メガ・ファーマ)が巨額の開発費をかけて、新薬開発に日々しのぎを削っている。しかし、ガン、アルツハイマー病、インフルエンザ、エボラウイルス病……、私たちの病気への不安はいっこうに解消されない。
なぜだろう?
人類の歴史は、病気との闘いの歴史であり、創薬の歴史でもあった。ところが21世紀に入り、創薬が大きな壁に突き当たっている。いくら巨額な開発費をかけても、新しい薬が生まれなく(生まれにくく)なっているのだ。もし新しい薬ができなければ、私たちの未来は決して明るいものにはならないだろう。
本書はその原因に探りながら、その対策として「ドラッグ・リポジショニング」という、新しい視点からの創薬を紹介する。
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