- 移植医療
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- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2014年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004314882
[BOOKデータベースより]
日本の移植医療は、脳死論議ばかりが注目される一方で、本来あるべき包括的法整備がなされず、当事者の保護が行き届かない面があった。現実にどんな問題が起こったか、海外ではどうか、多くの人がより少ない負担で医療を受けられるために考えるべきことは何か。再生医療の展望にもふれた、研究者とジャーナリストがタッグを組んだ一冊。
序章 臓器移植の限界―脳死論議の陰に隠された問題を追う
第1章 臓器提供者はどうして脳死になったか―死因究明と情報公開
第2章 安楽死ドナーは受け入れられるか―心停止後臓器提供の新展開
第3章 生体移植への依存―日本の臓器移植の最大の歪み
第4章 人体組織の移植―知られざる実態と課題
第5章 実験か医療か―病気腎移植にみる先端医療管理の問題点
終章 限界をどう超えるか―再生医療の現状と課題
脳死問題が盛んに議論される陰で、本来あるべき包括的法整備や当事者保護が行き届かない面のあった日本の移植医療。現実にどんな問題があるのか、海外ではどうか。よりよい医療を実現するために、今考えるべきことは何か。臓器移植の限界と再生医療の展望を論じる、研究者とジャーナリストの共著。






















脳死問題のみにフォーカスが当たり、本来あるべき包括的法整備や患者保護の視点をなおざりにしてきた日本の移植医療。より患者目線の医療にするために、今考えるべきこととは。科学者とジャーナリストの共著。