[BOOKデータベースより]
医者人生50年。患者とともに、生の喜びと死の哀しみを見つめ続けてきた命の時間。人間として、どう生きるか。屈指の名医、感動の書き下ろし!
生前供養―生の終わりを前に、人は思う。生きた証を伝えたい、と
北斗星―無数の偶然が重なり、出会いは必然となる
臨床医への通過門―患者の話をよく聞く。すべてはそこから始まった
“怠け者”ではなく病気だった―今の自分にとって、できることを見出す
医者嫌い―現実から逃避していては、何事も生まれない
告知せず―希望のなかで過ごせる時間を、少しでも長く
ミスの功罪―一人の命を救った、奇想天外な出来事
信頼というイリュージョン―人の心を、すみずみまで理解することはできない
人生の半分は運で決まる―生と死の明暗を分ける、第一の運と第二の運
忘れられた老人―二つの家庭を持つという生き方
時限爆弾―忍び寄る死の影と、人生の楽園
不幸は単独では決してやって来ない―妻に先立たれる、ということ
みずから切り開いた活路―絶望のなかでも、人は生きる
祈り―人智を超えた不思議な力
医者人生50年。患者とともに人生の喜び、哀しみ、怒り、絶望を肌身に感じ、生と死を見つめ続けてきた命の時間。人間としてどう生きるか。日本屈指の名医が渾身の力で描く感動のエッセイ。
医者人生50年。患者とともに生と死を見つめ続けてきた命の時間。人間としてどう生きるか。日本屈指の名医が描く感動のエッセイ。