漢法を知る

中山書店
伊沢凡人　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2005年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784521019314

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　漢法綜覧（中（国）医学の発生とわが国への影響；では、あちら（西欧）の生薬療法とは何か　ほか）
第２章　和法―中国医学や漢法と混同されやすいわが国、固有の生薬（きぐすり）療法（アルターナティブ・メディシンとしての和法；化学的領域からのアプローチ　ほか）
第３章　用薬の発想―『傷寒論』読破のための序章（用薬法と薬禍・薬害死の発生；対象療法というカテゴリーにとどまる西洋医学の用薬法　ほか）
第４章　『傷寒論』の解説（康治本『傷寒論』）
第５章　鍼・灸概説―『医心方』巻二・鍼灸篇を軸にして（『医心方』巻二・鍼灸篇；『医心方』の経脈　ほか）

[日販商品データベースより]

最近、特に第二次大戦後に登場した抗生物質を含む合成系医薬品で、薬禍や薬害死が多発している。本書では薬物療法学者である著者が、薬害ルーツを究明し、害のない薬物療法を東洋医学や「漢法」から捜し出す。