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[BOOKデータベースより]
日本で初めてのホスピス創設、大型総合病院として先端となった具体的な「患者の権利宣言」、画期的な病院食のセレクトメニュー導入、徹底して多様な視点でのインフォームド・コンセント追求、セカンド・オピニオンの積極的な勧め…。聖隷三方原病院(静岡県浜松市)は時代の先駆けとなるさまざまな取り組みにこれまで挑んできた。しかし、患者本位の医療とは、口で言うほどたやすいものではけっしてない。患者にとって理想の病院とはどのような姿なのか―この問いに向かって聖隷三方原病院は長年にわたってひたすらもがき、悩み続けてきた。いまもその試行錯誤はつづく。その葛藤を克明なルポルタージュとしてまとめた本書は、医療の世界にたずさわる人々、そしてもちろん患者やその家族たちに対し、望ましい医療とは具体的にどのようなものなのかと深く問いかけてくるばずだ。
第1章 パッション
第2章 「患者の権利宣言」
第3章 熾烈な歴史と隣人愛
第4章 インフォームド・コンセント
第5章 葛藤のがん告知
第6章 戦う栄養士