現代医療の原点を探る

百年前の雑誌「医談」から

思文閣出版
前田久美江　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2004年05月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784784211937

内容情報

[BOOKデータベースより]

「医談」は、富士川游（一八六五〜一九四〇）が中心となって始めた奨進医会（日本医史学会の前身）の機関誌であったが、明治二十六年六月に創刊され、同四十一年十一月の百十五号をもって廃刊となった。本書は、その「医談」全体の中から主要な記事を抜粋して、現代文にリライトし、項目別に分類して、読みやすく纏めた本である。

第１部　明治時代の話（変わりゆく医学；新しい病院・医師；伝染病　ほか）
第２部　医学史関連の話（東京大学医学部の歴史；維新前後の解剖教育；日本の生理学教育　ほか）
第３部　江戸時代の話（万延元年のアメリカ渡航；徳川家康臨終考；カピタン一行との対話記録　ほか）