食品表示どちらが安全？

正体を隠す表記のからくり

リヨン社 二見書房
垣田達哉　

• 価格: 1,320円（本体1,200円＋税）
• 発行年月: 2001年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784576011820

内容情報

[BOOKデータベースより]

食品表示に使われるさまざまな表現から受ける消費者の印象とその本当の意味の間には、大きなギャップが存在している。本書は、そのギャップを生んでいる食品表示のからくりを、法律上の解釈を紹介しながら、わかりやすく解説。同時に、よく似ているがまったく意味の違う用語や、よく対比される食品表示を比較して、少ないながらも公表されている情報を分析しながら、その食品の安全性も検討している。

第１章　わかりにくい肉・魚の正体を見抜く（黒豚と白豚―本当にこだわって飼育しているのはどちら？；地鶏とブロイラー―特定ＪＡＳマークの有無が安心の分かれ目　ほか）
第２章　農薬も遺伝子操作もない安心産地の農産物を選ぶには？（減農薬と低農薬―農薬の使用量はどちらが少ない？；無農薬と無化学肥料―評価できるのはどちらの農家？　ほか）
第３章　この表記に注目すれば加工食品も安心です（非遺伝子組み換え食品と有機加工品―厳しい基準をパスしているのは？；焼きたてパンと包装パン―表示がなくても添加物は使われている　ほか）
第４章　栄養表示の言葉のまやかしにご注意を（甘さひかえめと糖分ひかえめ―似ているけれど意味は大違い；低糖と５０％低糖―糖分がより少ないのはどちら？　ほか）