どうなるどうする日本の食卓

子どもたちに安全な食を手わたすために

合同出版
藤田スミ　

• 価格: 1,282円（本体1,165円＋税）
• 発行年月: 1994年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784772601801

内容情報

[BOOKデータベースより]

農薬の残留基準を大幅に緩和し、外国のやり方そっくりに食品表示をかえ、食品の安全基準も国際的に統一して、農産物や加工食品をもっと受けいれろ。こんなことで、私たちの食卓はよいのでしょうか？この本は、食と農・食品安全問題のエキスパートが書いた、わかりやすく、読みやすい、元気の出るみんなの食べもの読本です。

第１章　こうして起きた「平成の米騒動」
第２章　不可思議な米の需給計画
第３章　どのように輸入米は、海を渡ってくるか
第４章　輸入米の農薬検査は、抜け穴ばかり
第５章　ポストハーベストの後にやってきた大問題
第６章　新「農薬残留基準」では安全は保証されない
第７章　胆のうがんを引き起こしていた除草剤ＣＮＰ
第８章　食の安全を放棄した「もう一つのガット協定」
第９章　「コーデックス委員会」とはどんな組織か？
第１０章　“ハーモナイゼーション”は、日本をどう変えるか？
第１１章　死活的利益を投げ捨てたガットの「農業合意」
第１２章　食料自給率の向上は夢ではない