医療学概論

患者との共同の営みとしての医療

勁草書房
莇昭三　

• 価格: 5,319円（本体4,835円＋税）
• 発行年月: 1992年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784326700400

内容情報

[BOOKデータベースより]

脳死問題、臓器移植そして人工受精、ＤＮＡ組み替えと「医学」の華々しい進歩が伝えられてくる。しかしその華々しい進歩が果たして人々の「医療」への願いに十分応えているであろうか？今、「医療」に何が問われているのか？「医療」はどうあるべきか？これらの問題を問い直し、長年の経験をもとに書き下ろした「医療学」の成果。

第１部　医療とはなにか（医療に問われているもの；「病気」について；患者について；医療について）
第２部　患者との共同の営みとしての医療（医療行為の考え方；病気の「自己責任」論；「患者会」の運動と医療従事者；チーム医療〈集団医療〉；慢性疾患患者への系統的な対応〈管理〉；「在宅医療」の考え方とその取り組み；医療行為とその安全性の確保；死の臨床；医療と効率性）