あなたが病に倒れたら

こうしよう、これを知ろう

ＰＨＰ研究所
遠藤周作　

• 価格: 1,175円（本体1,068円＋税）
• 発行年月: 1992年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784569535494

内容情報

[BOOKデータベースより]

救命救急、在宅看護、脳死、臓器移植、臨死体験、ホスピス…。現代医療の諸問題に鋭く切り込む連続対談。

治療は救急車の中で―現場で医療が施せる「救急救命士」誕生まで（黒岩祐治）
お医者さまは儲けてもいい―救急医療に足枷する医師法、人材不足、そしてお金（山本保博）
看護は心ゆくまでわが家で―患者のエゴと金欠に悩める在宅看護の苦境（村松静子）
脳死とは何か―先端医療が生んだ“新たなる死”の概念への挑戦（加賀乙彦；カール・ベッカー）
臓器移植と臨死体験―現代医学の前提を揺さぶる死の生還者たちの実例（加賀乙彦；カール・ベッカー）
豊かな生と安らかな死―ガン手術を経た母の言葉が決心させたホスピスへの挑戦（山崎章郎）
ホスピスの理想と今後―まず肉体的および精神的苦痛を除去する努力を（内藤いづみ）
今こそ新しい老いの智恵を―「死ぬ様式」が見つけられない老人問題の根深さ（河合隼雄）
漢方を軽信するなかれ―西洋医学と東洋医学の二つがある日本はありがたい（西野素子）