[BOOKデータベースより]
「救える命」を見殺しにする医療権力の正体。患者に慕われるカリスマ医師・万波誠(宇和島徳洲会病院)はなぜ汚名を着せられたのか?透析患者の希望の光であり、世界的な新潮流である修復腎(病気腎)移植の道を、なぜ日本移植学会と厚労省は閉ざすのか?―日経連載小説『禁断のスカルペル』のモデルにもなった医療界のタブーに迫る本格的ノンフィクション。
第1章 宇和島臓器売買事件―万波医師にかぶせられたいわれなき汚名
第2章 調査委員会―一方的な結論で修復腎移植を攻撃
第3章 生きる権利―無視された患者たちの声
第4章 立ち上がる患者たち―日本移植学会幹部への損害賠償訴訟
第5章 世界に広がる修復腎移植―明らかになった日本移植学会の無知
第6章 執拗な修復腎移植つぶし―背後に見える年間二兆円の透析利権
第7章 日本移植学会の暴走―次々と根拠を失う修復腎批判
第8章 拡大する日本移植学会の矛盾―「救える命」をなぜ救わないのか
第9章 医療権力の大きな罪―患者に「座して死を待て」というのか
患者に慕われるカリスマ医師・万波誠はなぜ汚名を着せられたのか。透析患者の希望の光である修復腎移植の道を、なぜ日本移植学会と厚労省は閉ざすのか。医療界のタブーに迫る本格的ノンフィクション。
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「救える命」を見殺しにする医療権力の正体とは――。
日経連載小説『禁断のスカルペル』のモデルにもなった“医療界のタブー”に迫った本格的ノンフィクション。
1000例を超える手術実績、海外からも高く評価される修復腎移植(下記※)の先駆的な技術を持ちながら、不当なバッシングにさらされ保険医登録抹消寸前まで追い込まれた万波誠医師ら「瀬戸内グループ」の移植医療の真実の姿を、10年にわたる取材で詳細に明かす。
万波つぶしに狂奔し移植の機会を奪ったとして患者団に訴えられた日本移植学会幹部への取材も収録。 現在31万人を超え、年々1万人増加している透析患者(1人年間500万円を国が負担)による財政圧迫の問題、「2兆円市場」となった人工透析にからむ利権問題にもメスを入れる。
真に患者のQOL(生活の質)を優先する医療として世界的に評価される修復腎移植を世に問うとともに、日本の医学界のモラルと体質を厳しく追及する。
※=「修復腎移植」とは、ドナー(臓器提供者)から摘出されたガンなどの病気腎を修復し、レシピエント(移植を受けいれる患者)に移植するもの。「病気腎移植」と呼ばれることもある。宇和島徳洲会病院の万波誠医師ら「瀬戸内グループ」が先駆的に取り組み、実績を上げてきた。だが、日本移植学会が猛烈に反対し、厚労省も禁止の通達を出すに至った。世界的には安全性が確認されつつあり、腎臓移植の新たな潮流となっている。