[BOOKデータベースより]
事故発生…患者さんの運命を決めるのは当直のあなただ!四の五の言わずにやらなきゃいけない…とりあえずどう判断する?何をどこまでやっていい?この施設でどこまでできる…?損傷の評価から初期治療、他施設への転送の判断まで「よくある疑問」に達人が応える!
1 重度四肢外傷とは何か
2 重度四肢外傷の救急外来処置
3 抗菌薬投与
4 血管損傷への対処
5 コンパートメント症候群
6 デブリドマンのあり方
7 骨仮固定のあり方
8 適切な創部管理
9 コラボレーション治療
10 転送のあり方
11 キャリア形成・修練の積み方
重度四肢外傷患者を救えるかは,初期治療にあたる「あなた」が何を考え,どう行動するかにかかっている! 骨および軟部組織損傷の評価から,洗浄・デブリドマンや抗菌薬の使用,骨の仮固定といった初期治療,専門施設への転送の判断に至るまで,「どうすればよいのか?」の問いに,最前線を切り開いてきた“先生”が答える.重度四肢外傷の「標準的治療」,さらには「奥義」へとつづく第一歩として必読の一冊.
【序文】
重度四肢外傷の治療は容易ではありません.例えば,「病態診断を誤る」「治療開始時期が遅れる」「治療方法を間違える」といったようなことが起こると,患者はたちまち不幸な結果を迎えてしまいます.
患者を不幸にしないためには,重度四肢外傷に対する「標準的治療」を正しく理解した上で,それを施行する技術を習得することが必要なのですが,これは非常に難しいことです.しかし,重度四肢外傷の「初期治療」に限るならば,それを理解して実践することはそれほど難しくありません.
治療の第一歩となる初期治療には,「早期の抗菌薬の投与」「洗浄やデブリドマン」「骨の仮固定」などが含まれますが,これらを適切に行うことができれば,損傷の正確な評価が可能となり,それに基づいた「判断」と「転送」が行えるようになります.適切な初期治療が行われないがゆえに不幸になっている患者は日本に数多く発生しています.
そこで本書では,初期治療医が「何を考え,どのように行動すべきなのか」をQ&A 形式でまとめました.この内容を習得することで,あなたも明日から正しい初期治療ができるようになることでしょう.ぜひとも通読し,そして事例に巡り合うたびに読み返してほしいと思います.きっと今までと違う初期治療をしている自分に気がつくはずです.
本書を刊行するにあたりご協力いただいた南江堂の枳穀智哉氏および千田麻由氏に深謝いたします.
2025 年初夏の札幌より
土田 芳彦
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 重度四肢外傷の標準的治療
-
価格:11,000円(本体10,000円+税)
【2017年05月発売】
- 「考える」外傷整形外科!
-
価格:11,000円(本体10,000円+税)
【2025年05月発売】























