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[BOOKデータベースより]
焼跡や闇市を表象する小説や映画、批評を検証することを通して、私たちがもつ戦後日本という歴史認識や国土イメージをあぶり出す。閉塞する「戦後日本」という枠組みから、「冷戦期日本」という歴史認識へのパラダイムシフトを提起する挑発的な試み。
“焼跡”・“闇市”を問い直す
[日販商品データベースより]第1部 焼跡・闇市のイメージ編成(語られない焼跡―戦後日本映画批評と焼跡表象;過去が憑依する場―『二十年後の東京』と『野良犬』に見る戦災復興;闇市とレイシズム―闇市の構造と取り締まりにおける対象変遷;物語のなかの闇市)
第2部 戦後日本から冷戦期日本へ―国民的地景と異郷(田村泰次郎「肉体の門」論―「新生」の物語と残余としての身体;“焼跡”が闇市を周縁化する―石川淳「焼跡のイエス」論;「居たたまれなさ」を越えて―宮本百合子「播州平野」をめぐる「戦後」の陥穽;「異郷」の空間性―金達寿「八・一五以後」;「おかみさんたち」のたたかい―民族教育と濁酒)
“焼跡”の抱擁から離れて
焼跡や闇市を表象する小説や映画、批評を検証することを通して、私たちがもつ戦後日本という歴史認識や国土イメージをあぶり出す。「戦後日本」という枠組みから「冷戦期日本」という歴史認識へのパラダイムシフトを提起する挑発的な日本論。