- ポジティブ精神医学
-
Positive Psychiatry
金剛出版
ディリップ・ジェステ バートン・パルマー 大野裕(精神科医) 三村將 日本ポジティブサイコロジー医学会- 価格
- 8,800円(本体8,000円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784772416320
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[BOOKデータベースより]
ポジティブ精神医学の支柱は、ポジティブな感情(Positive Emotion)、エンゲージメント(Engagement)、良い関係(Good Relationships)、意味(Meaning)、達成(Accomplishment)を追求する、というPERMAモデルである。上記の介入を行いながら、ウェルビーイングを目指すものであるが、ウェルビーイングは主観に基づくものであり、全貌がよくわからない。本書では、客観的に測定可能な結果(死亡率が減り寿命が延びるなど)を裏付け、ウェルビーイングを目指したポジティブ精神医学の介入が精神医学の実践、教育、および研究の中心的構成要素になることを目指す。
はじめに:ポジティブ精神医学とは何か?
[日販商品データベースより]第1部 ポジティブな心理社会的要因(ポジティブな心理的特性;レジリエンスと心的外傷後成長 ほか)
第2部 ポジティブアウトカム(精神疾患におけるリカバリー;ウェルビーイングとは何か? ほか)
第3部 ポジティブ精神医学における治療介入(ポジティブな精神療法的・行動的介入;支持的療法と精神力動的療法におけるポジティビティ ほか)
第4部 ポジティブ精神医学における特別なトピックス(ポジティブ精神医学の生物学;ポジティブ児童精神医学 ほか)
近年、レジリエンス、楽観主義、エンゲージメントなどのポジティブ心理社会的要因が、寿命が延びるといった客観的に測定可能な結果と、ウェルビーイングのような主観的な成果にもいい影響を与えることが明らかになっている。にも関わらず、ポジティブ特性、ポジティブ社会要因、および他のポジティブ成果のに関する研究の大半が、日々の精神医療には影響を及ぼしていない。なぜか? いままで、精神医学の研究は、精神病理の解明や精神疾患の治療と再発予防の介入に重点が置かれてきた。
本書では、客観的に測定可能な研究結果を裏付け、ポジティブメンタルヘルスがどのように精神医学の実践、教育、研究の中心的要素となり得るのか、を定義や介入方法などの視点から考察した一冊である。