この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 火山のふもとで
-
価格:935円(本体850円+税)
【2025年02月発売】
- 光の犬
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2025年04月発売】
- 耳に棲むもの
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年10月発売】
- 沈むフランシス
-
価格:605円(本体550円+税)
【2025年03月発売】
- 天使も踏むを畏れるところ 上
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年03月発売】
[BOOKデータベースより]
北の町に根づいた一族三代と、そのかたわらで人びとを照らす北海道犬の姿。信州・追分に生まれ、助産婦となって道東の町・枝留にやってきた祖母。戦前に隆盛をきわめた薄荷工場の役員である祖父。川釣りと北海道犬が趣味の生真面目な父。子どもたちを頼みに生きる専業主婦の母。幼なじみの牧師の息子と恋をする歩。レコードと本に没頭する気難しい始。いずれも独身のまま隣に暮らす、父の三姉妹。祖母の幼少時である明治期から、50代になった始が東京から帰郷し、父母と三人のおばたちの老いにひとり向きあう現在まで、100年にわたる一族の、たしかにそこにあった生のきらめきと生の翳りを、ひとりひとりの記憶をたどるように行きつ戻りつ描きだす、新作長篇小説。
[日販商品データベースより]生まれ、育ち、生きて、病み、死んでゆく――。その瞬間、たしかにそこにあった生のきらめき。北の町に根づいた一族三代と、そのかたわらで人々を照らす北海道犬の姿。助産婦の祖母の幼少時である明治期から、父母と隣家に暮らす父の独身の三姉妹、子どもたちの青春、揃って老いてゆく父母とおばたちの現在まで……。百年以上に亘る一族の姿を描いて、読後、長い時間をともに生きた感覚に満たされる待望の新作長篇!