内容情報
[BOOKデータベースより]
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なぜ日本では「最期は家で安らかに死にたい」が難しいのか?在宅医にして「心の専門医」が、「平穏死」を迎えるために必要なノウハウを伝授。
第1章 がんは死の直前まで普通の生活ができる
第2章 合わない担当医と離れるのはお互いのため
第3章 家族と医者が楽に死なせてくれない
第4章 「いい人だと思われたい」という欲を手放す
第5章 「死にたい」と口に出すのが回復の第一歩
第6章 「長生き」は王様や皇帝の特権だった
なぜ日本では「最期は家で安らかに死にたい」が難しいのか。在宅医にして心の専門医が、「平穏死」を迎えるために必要なノウハウを伝授。自分の最期について考える時、家族の最期を見守る立場になった時に役立つ。
多くの人が「最期は自宅で死にたい」と思っているにもかかわらず、現在約8割の日本人は病院で亡くなっています。
これは先進国の中でも突出して多い数字で、わが国の社会保障制度を圧迫する原因のひとつとなっています。
なぜ多くの日本人は自宅で死にたいと思っていても自宅で死ねないのか?
本書はその原因を丁寧に解説しつつ、自宅で安らかに最期を迎える方法を提案しています。
在宅医であり心療内科医でもあり、何より多くの人の最期を看取ってきた「心の専門医」である著者が、「変わり行く医療制度」、「死のあり方」、「家族の心構え」、「理想の最期を迎えた人々」、「在宅医の賢い選び方」、「後悔しない死に方とは」などをお届けします。