[BOOKデータベースより]
人間の行動を支配する隠れた法則を、「方程式」に表す。ヒューマンビッグデータがそれを初めて可能にした!時間の使い方・組織運営・経済現象など、人間と社会に関する認識を根底からくつがえす科学的新事実。科学としての確立と現場での応用が同時進行し、世界を変えつつある新たなサイエンスの登場を、世界の第一人者が自ら綴る!
第1章 時間は自由に使えるか
第2章 ハピネスを測る
第3章 「人間行動の方程式」を求めて
第4章 運とまじめに向き合う
第5章 経済を動かす新しい「見えざる手」
第6章 社会と人生の科学がもたらすもの
社会現象や経済を科学的にコントロールすることは可能か。
先端サイエンスが人類究極の問いに答える。
なぜ思った通りに毎日の仕事をこなせないのか、
どうしたら受注率を上げられるか、
店の売上を上げるにはどうすればいいか、
組織統合を短期間に成功させるには…。
人間行動のビッグ・データを人工知能で解析することで、
このような問題に明確に答え、驚愕の成果を生む新しい科学が誕生!
人間行動の法則性を明らかにし、人間が「幸福」になることこそが
利益の源泉であるとデータから示す、革新の一冊。
<内容より>
◎人間の行動に法則はあるか? 人間行動の方程式はあるか?
◎「幸せ」の測定からわかった「幸せになるからこそ儲かる」
◎難しい仕事を早く終わらせられる人に共通の特徴とは
◎同世代の従業員同士で休憩を取ると受注率が13%ポイント上昇
◎量販店のある場所に従業員を配置したら、店の利益が倍増
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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ねりぃ
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ビッグデータの処理が肝
最近巷でもビッグデータという名称はよく聞くが、その膨大なデータの処理考察についてきちんと行われているのか甚だ疑問であった。
しかし本書では、先入観を持たず起因と結果が明らかならそれは相関がある、という前提で考察が行われており、きちんとした評価が行われている。
頭の固い人には「そりゃたまたまだよ」と言いたくなるような相関もあるであろうが、事実は事実である。
認めざるを得ない。
ある場所に店員が立っているだけで売り上げが上がる、といったことがビッグデータから読み取れ、しかも結果に再現性があるという事実は、ビッグデータとその中から有意な相関を拾うソフトがなければ気づかないことであろう。
常識を覆す可能性がビッグデータには眠っている。
今後も数あるビッグデータを見殺しにすることなく『適正に』評価することを、読後は強く願った。
既成観念を強く揺する良書である。
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つぶやき
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ビッグデータの本質が具体的にわかる本
ビッグデータについて書かれている本は数多くありますが、一般論や取材で書いてあり、本当にあなたが数字を確かめたのですか、と言いたくなる。ところが、この本の著者、矢野和男氏は、自身の体にウエアラブルセンサーを10年付けて解析しているだけあって、その説得力は段違い。数々の実証結果は目からウロコの連続であり、世の中を変えるというのはこういうことなのか、とわかります。
社会現象や経済を科学的にコントロールすることは可能か。先端サイエンスが人類究極の問いに答える。
なぜ思った通りに毎日の仕事をこなせないのか、どうしたら受注率を上げられるか、店の売上を上げるにはどうすればいいか、組織統合を短期間に成功させるには…。人間行動のビッグ・データを人工知能で解析することで、このような問題に明確に答え、驚愕の成果を生む新しい科学が誕生! 人間行動の法則性を明らかにし、人間が「幸福」になることこそが利益の源泉であるとデータから示す、革新の一冊。