- “ぼくら”にしか作れないバウムクーヘン
-
幻冬舎メディアコンサルティング 幻冬舎
齋藤秀一(ネットアーツ代表)- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2026年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784344941250
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[BOOKデータベースより]
過酷な農作業ではなく、働く喜びを感じられる田んぼ。自分の得意を最大限活かせる工房。助け合いながら、笑顔で接客できる店舗。多様な働き方を可能にし誰ひとり取り残さない“居場所”をつくる事業モデルとは―ノウフクアワードグランプリ受賞。たくさんの個性が集まり手を取りあって一つのお菓子をつくる。TVや新聞などさまざまなメディアが注目!笑顔とともに焼き上げるバウムクーヘン。
第1章 誰もが自分らしくいられる場所をつくりたい この想いがぼくの物語の原点
[日販商品データベースより]第2章 田んぼを遊びと挑戦の場に変えていく 皆で協力してつくる自家製の米粉
第3章 それぞれの得意を活かした工房で―一層ずつこだわり抜いて焼き上げるバウムクーヘン
第4章 「できる」を助け合うからやりがいと活気が生まれる 訪れたみんなが笑顔になる店舗
第5章 力を合わせたら“できる”が何倍にもなった 「バウムクーヘン作り」から広がる共生社会
第6章 「ぼく」の夢は「ぼくら」の現実になった 誰ひとり取り残さない“居場所”は必ずつくれる
誰ひとり取り残さない居場所づくりに挑んだ、著者と仲間たちの物語
米粉のバウムクーヘンづくりを通して、
一人ひとりの得意を活かす新しい働き方を描く
「自分の居場所が、どこにもない」
「いっそ透明人間になってしまいたい」――。
そんな思いを抱えながら少年時代を過ごしたのが、本書の著者です。自身の特性による生きづらさから、社会に出てからも「自分の居場所」を見つけられず、転職を繰り返してきました。そして気づけば、同じように「居場所」を見つけられずにいる人が、自分のすぐそばにもいました。障がいのある弟や妻の妹――大切な人たちが安心して働ける場が、社会にはあまりに少なかったのです。
こうした経験を通じて著者のなかに芽生えたのが、「誰ひとり取り残さない居場所をつくる」という切実な願いでした。
その願いを事業として形にしたのが、著者が手掛けるバウムクーヘンの製造販売事業です。田んぼで育てたお米を米粉にし、それを原料にバウムクーヘンに焼き上げて、店舗で販売しています。これは1次産業の農業、2次産業の製造業、3次産業の商業を掛け合わせた「6次産業」に、福祉を組み合わせた「農福商工連携事業」です。障がいのある人もない人も、それぞれの力を発揮しながら働ける場をつくっています。
人とのコミュニケーションが苦手でも、細かな違いに気づくのが得意な人は、焼き色や形を確認する工房で製造を担当する。黙々と単純作業をすることが苦手でも、人を笑顔にすることに喜びを感じる人は店舗でお客様を迎える。田んぼ、工房、店舗。複数の現場があるからこそ、一人ひとりの得意なことや苦手なことを見極めながら、その人に合った役割を見つけることができます。
本書は、農福連携事業の仕組みを紹介するだけでなく、スタッフ一人ひとりが役割を見つけ、達成感や成長を実感できる職場へと進化してきた歩みを描きます。誰もが自分らしく活躍できる場所はどのように生まれるのか。その答えを、著者と仲間たちの物語からひもといていきます。
福祉や農業に関わる人はもちろん、これからの働き方、地域づくり、多様な人材が活躍できる経営のあり方を考えるすべての人に読んでほしい一冊です。