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[BOOKデータベースより]
第一章 中国の環境政策の特質
[日販商品データベースより]第二章 中国の新疆進出と環境問題
第三章 チベットの環境問題と中国の影響―雅魯蔵布江流域を中心に―
第四章 雲南の水資源と環境
第五章 北京の水問題と南水北調
第六章 淮河流域環境問題の歴史的背景
第七章 中国北部の乾燥地帯における人間活動と水環境
【「はしがき」より】(抜粋)
本書が主たる対象としている中華人民共和国は、二〇二〇年代前半段階で、二酸化炭素(CO?)排出量が世界全体の三〇%を超え、温暖化を助長する石炭使用量も多い。社会主義体制をとっていた二〇世紀の旧ソ連は、とくに中央アジア方面の自然開発に積極的であって、アムダリアの無謀な水資源開発によってアラル海をほとんど消滅させ、周辺の生態環境に壊滅的な打撃を与えた。同様に社会主義体制をとる現在の中国も経済成長につながる自然開発に積極的である。中国は対外的には温暖化防止に努め、再生エネルギー導入に熱心で、関連産業も積極的に育成していると標榜するが、石炭使用量は世界一である。その中国の淡水資源量は、一人当たりにして世界平均の四分の一にとどまり、偏在も目立つ。
「中国」という言葉を定義することは諸説があり難しさもあるが、本書では前近代では中原に拠点を置く大型の王朝、近現代では中華民国や中華人民共和国を中国とみなし、これら中央政府と周辺諸国を含めた地方政府との間の生態環境をめぐる諸問題を考察の対象とする。
環境問題は、政治・経済・社会全体に関係する問題であり、人々の格差問題にも渉るので、すべての面で人類社会の持続可能性に関係する問題としてとらえていきたい。