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[日販商品データベースより]
江戸時代、庶民の暮らしのそばにはいつも“本”があった。
子どもが夢中になる赤本や黒本、町人を笑わせた黄表紙や洒落本、知識を広めた読本や合巻、旅を彩る道中記、学びに欠かせない往来物まで――。本書『江戸の読書図鑑』は、多彩なジャンルの書物を豊富な挿絵とともに紹介し、江戸の人びとが楽しんだ読書の世界を立体的に描き出す。
そこには、弾圧を受けながらも才覚と工夫で読み手を魅了した戯作者たちの姿があり、時代を超えて人々を惹きつける物語の力が息づいている。京伝や馬琴といった人気作家の作品から、庶民の手に広まった小冊子まで、当時の出版文化を横断的にたどることで、江戸の知と遊びの豊かさが浮かび上がる。
「江戸の人びとはどんな本を読み、どのように楽しんでいたのか?」
その答えを、わかりやすく、品よくまとめた一冊。江戸文化を楽しみたい人にも、ただ“本が好き”という人にも、手に取ってほしい図鑑である。