[BOOKデータベースより]
寝たきりなし、食事制限なし、仕事・遊びは継続。住み慣れた家で最期まで自分らしく生きる「幸せな死に方」とは?妻は夫をどう支えたのか?在宅看取り640日間の全記録。2000人以上を看取った在宅緩和ケア医・萬田緑平氏による「在宅ケア&看取り」の解説付き。最期を自宅で迎えるために準備しておきたい37のチェックリスト収録。
第1章 「家で死ぬ」を叶えた夫、最期の日―その日をどう迎えたのか(最期の刻;深夜の急変/夜明けまでもたない ほか)
第2章 「最期まで家がいい」と決断するまで―病院の生活とどこが違うのか(がんとは闘わない;「俺のこと漫画にしたら?」 ほか)
第3章 「最期まで好きなものを食べて過ごす」―自宅だから叶った自由な日常生活(闘病中の「カップ麺の葛藤」;腹水が溜まり始めて… ほか)
第4章 夫を看取った今、後悔していること―その日のためにどんな準備が必要か(最後の家族旅行;今も後悔している葬儀のこと ほか)
特別対談 倉田真由美×在宅緩和ケア医・萬田緑平 最期まで自分らしく生きる「幸せな死に方」とは?
付録 最期を自宅で迎えるために準備しておきたい37のチェックリスト
住み慣れた家で”幸せな最期”を叶える方法
「今、病院内で死に場所を探してる」
その日、入院中の夫からかかってきた1本の電話。何があったのかと驚く妻──すい臓がんで「余命6か月」と宣告されていた映画プロデューサーの叶井俊太郎さんは、このときの出来事がきっかけで、「家で死にたい」と妻に告げる。倉田真由美さんは、自宅で支えることを心に決めた。
自宅での640日間──夫はジャンクフードなど好きな物を好きなだけ食べるなど、食事制限はなし。仕事も遊びも継続。旅行に出かけ、ファッションにこだわり、寝たきりになることなく、妻に見守られながら住み慣れた自宅で息を引き取った。
最期の瞬間まで自分らしく生きた夫。妻はどう支えたのか? 自宅で“幸せな最期”を迎えるために家族は何をすべきか? “くらたま”が綴った在宅看取りの全記録。
◆2000人以上を看取った在宅緩和ケア医・萬田緑平氏による「在宅ケア&看取り」の解説付き
・在宅医療の病院を選ぶ時の決め手「看取り率」とは?
・「医療用麻薬」があれば痛みに苦しまなくていい
・最期まで自分の足で歩くための「歩き方」etc.
最期を自宅で迎えるために準備しておきたい「37のチェックリスト」収録
【編集担当からのおすすめ情報】
「自宅で最期を迎えたい」と本人が願いながら、その希望を受け入れられる家族はごくわずかです。在宅緩和ケア医の萬田緑平氏によれば、そうした家族の割合は「わずか5%」。「そういう患者さんには『あなたは“幸せコース”ですよ』とお伝えしています。よく『先生が近くにいたらいいのに』と言われることがありますが、そうじゃない。穏やかな在宅死を叶えてあげられるのは医師ではなく、家族なんです」と萬田氏はいいます。
在宅医療への関心が高まる中、住み慣れた家で最期まで過ごしたいと望む人はますます増えていくとみられます。本書は、本人や家族が“後悔しない最期”を実現するためのノウハウに溢れています。
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