[BOOKデータベースより]
第1章 単位と接頭語
第2章 力と運動
第3章 エネルギーと仕事率
第4章 応力と固体材料のひずみ:材料力学
第5章 粘弾性体
第6章 圧力
第7章 熱
第8章 流体
第9章 音と超音波
第10章 光の反射と屈折
【読者対象】
・臨床工学技士をはじめとする医療従事者を目指す学生の方
・学生を指導される教員の方
【書籍の特徴】
臨床学技士国家試験および第2種ME技術実力検定試験に出題される内容を第1章から第10章に分けて説明しています。図をたくさん入れることで,視覚的にわかりやすくなるよう配慮しています。数式には,変数や記号が何を意味しているのかとそれらの単位を入れ,数式の持っている意味を理解できるようにしました。また,理解度が上がるように本文の中で〈例題〉をあげ,その後章末にその章に関する〈演習問題〉と〈過去問題に挑戦〉と題して臨床工学技士国家試験と第2種ME技術実力検定試験の過去問題を解く構成にしています。
【各章について】
それぞれの章で以下のことを説明しています。
第1章 SI単位と接頭語:国際単位系と接頭語および次元
第2章 力と運動:力学の基礎となる項目といろいろな運動とその方程式
第3章 エネルギーと仕事率:エネルギー(仕事)の定義と力学的エネルギー,エネルギー保存の法則,仕事率
第4章 応力と個体材料のひずみ:応力とひずみの関係,ポアソン比,せん断ひずみ,フックの法則とヤング率(縦弾性係数),体積弾性率,応力−ひずみ曲線,応力の集中と安全率
第5章 粘弾性体:粘弾性体とは,粘性とニュートン流体,弾性体と粘性体および粘弾性体のモデル化
第6章 圧力:圧力とは,圧力の単位,圧力と仕事,パスカルの原理,絶対圧とゲージ圧
第7章 熱:熱と温度,比熱と熱容量,熱の伝わり方,人体の熱輸送と体温調節,温度と相変化,個体の熱膨張,熱力学の法則,ボイル・シャルルの法則,カルノーサイクルとエントロピー
第8章 流体:理想流体,流線と定常流,連続の式,層流と乱流,トリチェリーの式とグレアムの法則,ベルヌーイの定理,レイノルズ数,ハーゲン・ポアズイユの法則,ローラポンプと遠心ポンプ
第9章 音と超音波:横波と縦波,波の基本式,音速,ドプラ効果,音のエネルギー,音響インピーダンス,音の反射、音波や超音波の減衰
第10章 光の反射と屈折:光(波)の反射と屈折,光のいろいろな現象,偏光と自然光,凸レンズと実像の倍率
【著者からのメッセージ】
読者の皆さんがこの本を十分に活用し,臨床工学技士の国家試験に合格されることをご祈念いたします。
【キーワード】
医用機械工学,臨床工学技士国家試験,第2種ME技術実力検定試験