[BOOKデータベースより]
「これから毎日、自分でインスリンを打ってください」ある日突然、1型糖尿病を宣告された。生きるために仕事もやめた。いま僕にできることはなんだろう。25歳の春、僕は糖尿病になった。インスリン注射しながら自転車で日本一周。
1 はじまりは突然だった―発病から入院(いったい何が起こった?;朦朧とした意識のなかで ほか)
2 人生をリスタートする―退院後(糖尿病患者としての日々が始まった;楽しく食べるために、頑張っておいしい糖尿病食を作ってみた ほか)
3 病気の自分にできるのか―自転車で日本一周(みんなに1型糖尿病を知ってもらうため考えた無謀なチャレンジ;悩んだ末の決意表明「インスリンを打ちながら自転車で日本一周」 ほか)
4 人のために何かを―次の目標に向かって(自分の心のなかで「病気」がどんどん小さくなってきた;過去の自分と向き合った瞬間 ほか)
「これから毎日、インスリン注射を打ってください」
一瞬、頭が真っ白になった。
25歳のときに、突然、1型糖尿病という病気にかかった。
一生治らないと知り、どん底に落とされた。
僕のSNSを見て元気をもらったという子どもと知り合って、この病気になったからこそ何かできることがあるんじゃないかと、自転車での日本一周を考えついた。
インスリン注射をしながら旅を続けるなかで、多くの人々と出会いがあった。
自分という人間を見つめ直すことができた。
病気になったおかげで、自分の人生は大きく変わった。
病気になってよかった、という言い方は変かもしれないが、今はそうリアルに思える自分がいる。
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