- 都市と文化のメディア論
-
情報化するコンテンツ/ツーリズム/トランスナショナルコミュニケーション
ナカニシヤ出版
堀野正人 谷島貫太 松本健太郎(メディア論)- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784779517945
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[BOOKデータベースより]
第1部 コンテンツから考える都市と文化(応援のゲームと価値を生み出す資源としてのファン―ももいろクローバーZと「春の一大事」をめぐって;コンテンツに対する「長さ」の「ズレ」をめぐる試論―「アニメ」と「マンガ」の受容空間の違いに着目して;広告小説の可能性―中吊り広告と読者共同体の生成;ビテオゲームと「コミュニティ」―eスポーツとゲームセンターから考える;雑誌に込められた「都市」が見せる夢―『少女の友』のコンテンツ動向から;観光都市化がおよぼす京都表象の変遷―京都に生まれつつある新たな都市表象;YouTubeと地域振興―観光資源としてのユーチューバーを考える)
[日販商品データベースより]第2部 ツーリズムから考える都市と文化(ツーリズムと都市文化―移動の中で生成する都市;デジタル地図と都市とツーリズム―都市から位置へ、位置から都市へ;メタ観光とメディア―集める・蓄える・編集する・表現することで都市を見つめ直す;観光地におけるコンテンツ空間の多層性―倉敷市における「巡・金田一耕助の小径」をおもな題材に;都市における銅像とメディア―観光の文脈から考える;旅行雑誌のなかの植民地都市―『旅行満洲』はいかに新京を描いたか;メディアによるバックパッカーズタウンの創造―タイ・バンコク・カオサンの定点観測)
第3部 トランスナショナルコミュニケーションから考える都市と文化(同時代中国における(不)可能性の表象としての都市―『スラムダンク』と「折りたたみ北京」を例に;キリスト教と日本の都市文化―東京と京都における近代以降の教会の立地状況;越境する「三国志」―時代と国境を越えた関羽の「義」)
都市文化に関わる近現代的な事象に多様な角度から迫り、情報化の進展にともない、基本的な単位や輪郭が再編されつつある都市を捉える
現実の空間からなる世界とメディアに媒介された空間からなる世界は完全に切り離されているわけではない。情報化が進んだ現代においても、人類の大部分は都市に住んでいる。インターネットへの接続状況を可視化したインフォグラフィックスを見ると、そこに浮かび上がるのは結局は世界各地の大都市の輪郭だ。私たちは、現実とメディアのどちらかを選ぶのではない。都市を中心とした私たちの身体が生きるリアルな空間の構造の上に、メディアが織りなす別のレイヤーが重なっていて、その二重性が現代的な生を形作っている。問題は、その重なり合い方だ。というのも、現代ではすでに都市という単位やその輪郭自体が自明ではなくなっており、そしてその輪郭の再編において、メディアのレイヤーはきわめて本質的な役割を果たしているからだ。
本書『都市と文化のメディア論』が焦点を当てる都市は、まさにそのような、基本的な単位や輪郭が再編されつつある都市である。(「序」より)
執筆者紹介(執筆順・編著者は*)
谷島貫太*
二松学舎大学准教授
担当:序,第1章
永田大輔
明星大学・二松学舎等非常勤講師
担当:第2章
伊豆原潤星
二松学舎大学文学部非常勤講師、桑沢デザイン研究所非常勤講師
担当:第3章
加藤裕康
大妻女子大学、東洋英和女学院大学非常勤講師
担当:第4章
嵯峨景子
明治学院大学非常勤講師、愛知淑徳大学非常勤講師
担当:第5章
須川まり
流通経済大学准教授
担当:第6章
菊地映輝
国際大学講師
担当:第7章
遠藤英樹
立命館大学教授
担当:第8章
松岡慧祐
奈良県立大学准教授
担当:第9章
真鍋陸太郎
東京大学准教授
担当:第10章
松本健太郎*
二松学舎大学教授
担当:第11章
堀野正人*
二松学舎大学教授
担当:第12章
千住一
立教大学教授
担当:第13章
新井克弥
関東学院大学教授
担当:第14章
楊駿驍
早稲田大学講師
担当:第15章
麻生将
二松学舎大学専任講師
担当:第16章
仙石知子
二松学舎大学准教授
担当:第17章