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[BOOKデータベースより]
朝を変えれば教室は変わる。5分でできるスピーチ活動。「雰囲気」は教師がつくらないといけない。挑戦しようと思える期待感+受け入れてもらえたという充足感+クラスのみんなとつながりたいと思える安心感。伝えるって楽しい。
第1章 クラスの雰囲気づくりを目指したスピーチ指導(学校にあふれる強制スピーチ;クラスの雰囲気づくりを目指したスピーチ指導)
[日販商品データベースより]第2章 クラスの雰囲気をつくるスピーチ指導ファーストステップ(「伝えるって楽しい」がスピーチの第一歩;スピーチ活動例 写真で一言 ほか)
第3章 クラスの雰囲気をつくるスピーチ指導セカンドステップ(「伝えたい」を引き出す「聞き方」指導;発信者が「伝えたくなる」聞き方例 「聞こえません!」は厳禁 ほか)
第4章 クラスの雰囲気をつくるスピーチ指導サードステップ(スピーチで自分たちの学級をつくっていこう;学級をよくするためのスピーチ例 勉強スピーチ ほか)
第5章 授業でも「伝えたい」と思えるクラスの雰囲気づくり(変えるべきは「子ども」ではなく「教室の雰囲気」;授業で「伝えたい」気持ちにさせる発表例 ストーリー発表 ほか)
「クラスの雰囲気をつくるスピーチ指導」に関するQ&A10選
「雰囲気」は教師がつくらないといけない。 「伝えるって楽しい」を実現する36のスピーチ指導!
本書の概要
この本は、子どもに発表力をつけるための本ではありません。クラスの雰囲気づくりのための本です。スピーチ指導をすることで「挑戦」「つながり」「承認」の3つの状態をつくり出し、クラスに安心感を生み出すことが可能です。この安心感がクラスの雰囲気をよくしていくのです。本書では、朝の5分からできる活動や、聞き方の指導、授業でも使える活動など、36の実践を紹介します。
本書からわかること
雰囲気をつくる
クラスの雰囲気は何から生まれるのでしょうか?私が一番必要だと思うのは「安心感」です。クラスに安心感があるかがクラスの雰囲気をつくる上でとても大切です。
「教室は間違うところ。たくさん間違えよう!」と、どの学校でもどのクラスでもどの担任でも指導しているはずです。
でも、実際はどうでしょうか?間違いを恥ずかしがり発表しない子はクラスにたくさんいるのではないでしょうか?
「たくさん間違えよう」と言うのなら「間違えても安心な雰囲気」をつくる手立てが必要です。
「安心感があるクラス」とはどんなクラスなのか
「安心」という言葉はどこか、ぼんやりとしていてわかりにくいですね。ここで、私が考える安心感のあるクラスについて述べておきます。具体的に言うと、次の3つがあるクラスです。
1 挑戦がある
「勇気をもってやろう」と思いチャレンジしている。
2 つながりがある
「自分が幸せを感じる人」とつながっている。
3 承認がある
「人から認められている」と実感できている。
これらの3つがある状態にするための1つの手段として、私の提案するスピーチ指導があります。スピーチ指導をすることで「挑戦」「つながり」「承認」の3つの状態をつくり出し、クラスに安心感を生み出すことが可能なのです。この安心感がクラスの雰囲気をよくしていくのです。
こんな先生におすすめ
・教室の雰囲気をよくしたいと悩む先生
・子どもたちの心理的安全性を高めてあげたい先生
・朝の会を豊かなにしたい先生
・本来あるべきスピーチ指導を知りたい先生