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[BOOKデータベースより]
デリダで/とともに、「存在と時間」を考える。脱構築の哲学はどのように生まれたか?デリダの「ハイデガー講義」をひもとき、その読解の革新性について解明する、待望のガイドブック。
第1章 存在を問う者たち―形而上学の乗り越えがたさ
[日販商品データベースより]第2章 後退する歩み―デリダは何を受け継いだか
第3章 「歴史」をとおして存在の問いを「揺り動かすこと」―忍耐強い思考のために
第4章 テクストの思考へ―デリダのハイデガー講義を牽引するもの
第5章 想像力と事実―歴史概念の新たな相貌
第6章 逆説超越論(デリダ)と超=超越論(ハイデガー)―デリダ著『ハイデガー 存在の問いと歴史』を出発点として
ハイデガーの『存在と時間』をデリダ自身が翻訳・読解し、「歴史」を揺るがした全9回の講義を、日本の哲学研究者たちが読み解く!
本書は、ジャック・デリダ講義録『ハイデガー──存在の問いと歴史』を共通のテクストとして、6人の執筆者(峰尾公也、加藤恵介、齋藤元紀、亀井大輔、長坂真澄、須藤訓任)が、それぞれの視点から光をあてた論考を収録。「デリダのハイデガー講義」を立体的に照らし出し、講義録に含まれた論点を浮かび上がらせ、デリダによるハイデガー読解の内実を検討しながら、その革新性を明らかにしてゆく。それは、ハイデガーとデリダとの関係を解明する研究の集成でもある。
デリダで/とともに「存在と時間」を考える……ハイデガーとデリダとの関係について考えたい読者にはもちろんのこと、デリダの講義録をこれから読みすすめる読者にも、副読本として最適。
『存在と時間』などのハイデガーの哲学から、「脱構築」はどのように生まれてきたか? デリダの「ハイデガー講義」をひもとき、解明してゆく待望のガイドブック。巻末に人名索引を付す。