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[BOOKデータベースより]
ジェンダー/セクシュアリティから郊外へ、はたまた移民/難民からゾンビへ、社会の最前線を走り抜けてきた法哲学の軌跡。
1 法と政治のあわい(立法者の人間学;党派性と公共性 ほか)
[日販商品データベースより]2 性の越境(ジェンダー/セクシュアリティの領域における公共性;性同一性障害特例法の立法過程 ほか)
3 文明のボーダー(郊外の多文化主義;モスク幻像、あるいは世界史的想像力 ほか)
4 フィクションへの臨界(立ち尽くすノモス―夢と“現実”のあわいに;フィロソフィア・アポカリプシス―ゾンビ襲来の法哲学 ほか)
この20年間はどんな時代だったのか? 浮かび上がってくるのは、「公共性」・「性」・「文明」という巨大な問題群だ。
著者は第一論集『ショッピングモールの法哲学』で、1970年代以降の政治理論、とりわけ正義論の枠組みを「郊外」という具体的な場で再考してみせた。社会の境界で考えるという基本姿勢は第二論集である本書でも変わらない。
著者の大きな転換点となったのは2003年のいわゆる「性同一性障害」特例法の立法運動だ。そこで拓けた地平は、法を根幹から見つめ直すだけでなく、法と政治、法と社会の関係を問い直すものだった。
こうした視座は「立憲主義」が時代のキーワードとなった2010年代に計り知れない意味を持った。ジェンダー/セクシュアリティ、移民/難民はじめ、よりいっそう先鋭化していく問題について、政治的、社会的足場を重視しつつ、分析することを可能にしたのだ。
著者は、スナック研究を軸に「夜の公共圏」を提唱したことで知られる。もちろん、そこにも「公共性」・「性」・「文明」という問題が貫かれている。社会の最前線を走り抜けてきた法哲学者の「旅の記録」。