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[BOOKデータベースより]
第1章 HANDSの歩み―協働型事業の拠点構築をどのように行ってきたか
[日販商品データベースより]第2章 外国人生徒の学ぶ場―高校定時制課程と夜間中学に焦点を当てて
第3章 「外国人児童生徒教育」を越えてゆく―教育指針、母語・母文化教育と教育課程における位置づけ
第4章 日本から帰国した南米系児童生徒
第5章 「特別」が「当たり前」になるために
第6章 能力主義と努力主義 多様性と平等のジレンマ
第7章 ポストコロニアルの視点から多文化主義、多文化共生と多文化教育を考える
1990年の「出入国管理及び難民認定法」改正により、主に南米の国々から日系人系の出稼ぎ労働者が来日。その数が急増するとともに、定住化傾向をみせ、いわゆる「外国人児童生徒教育」問題が顕在化するようになった。北関東の栃木県・群馬県も、いわゆる「外国人児童生徒」が急増した地域の一つ。栃木県では、ほぼすべての市町に外国籍児童生徒が小・中学校に在籍するようになっており、教師は「外国人児童生徒」に接するようになっている。
近年は多文化共生を目指し、多文化教育、多文化共生教育が行われているが、問題は解消されたわけではない。
本書は『栃木県における外国人児童生徒教育の明日を考える』(宇都宮大学国際学部田巻研究室編、2008年)を編んだ筆者らが10年以上を経て、それぞれの立場から現在の「外国人児童生徒教育」について論じるとともに、この分野の教育に従事してきた教師・指導者が執筆したコラムも配置。大学において、いわゆる「外国人児童生徒教育」に関して学ぶ際のテキストないし参考書として用いられることを想定して編まれたものである。(「まえがき」より)